「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

読書

伝説のティンクルダンス

次のシリーズも1冊読み終わったのでした。この作者さんはある時期追っかけてて、このシリーズも存在は知ってたんだけど、まさかこの時期にいざ読もうとしてここまで小っ恥ずかしい気持ちになるとは思いませんでした。なんでしょう、初恋の人との再会に似てそ…

青い髪のシリーン〜暁の娘アリエラ〜水晶の娘セリセラ

実はこれらの本、読み終わっていたのでした。途中で母が亡くなった上に本を図書館に帰して2週間くらい経っているので覚えてるところだけ。シリーンは、いろいろ勉強不足の点も多い状態で家出したけど、そんなに嫌な感じではなかった。ジリオラも、後にエフェ…

紫の大陸ザーン〜星の行方〜真・ハラーマ戦記

前回書いたブログ記事の続きの作品群になります。 ちょっと変な記事タイトルの付け方になっていますが、本を読んだ方は意図を分かってくだからかしら……とはいっても、実は8月後半コロナにやられまして、やっと咳が減ったかなてなところで、ハラーマ戦記読み…

さようならアルルカン/白い少女たち

氷室冴子先生の初期作品です。最近ネットニュースでアルルカンでバンドがあることを知った瞬間この小説の存在を思い出し、そのままネットで図書館に予約をしていました。実際に中高生だったら書いてあることが理解できたかわかったか怪しい。今じゃ遅すぎる…

性別解体新書

はてなの記事更新が半年近く開いたのは、不徳の致すところなのでしょうな。 で、そのひさびさのはてな記事、久々のジェンダー・社会学な本です。佐倉さん、久々の本なのでは。今回佐倉さんはホルモン服用と性別適合手術の話を語っておられます。しかし読みに…

金木犀とメテオラ

金木犀とメテオラ (集英社文庫)作者:安壇 美緒集英社AmazonTwitterを波乗りしていたら、前に見たことのある制服クラスタの人がこの本のことを呟いてたんですね。 気になったので深堀りしてみたら、公式サイトで最初の20ページくらい? 掲載しててそれ読んだ…

絃の聖域

2009年に作者が亡くなった際に当時のマイミクさんのページで彼女の話題が盛り上がってて、ろくに読んでなかったんで疎外感感じたんですね。なので当時から読もうと思ってました。盛り上がってた中には男子もいました。 最近になって新刊書店で探してもらった…

平安あや解き草紙、完結!!!

平安あや解き草紙完結してしまいましたねー あと2冊くらい引っ張るかなとか思ってたら、予告の大団円という文字を見て、ホッとしたと同時に寂しさが。6.7巻でかなり追い詰められていた伊子ですが、この巻は女宮が自滅する様を書いていた感もありますね。新…

銀河英雄伝説列伝 1 晴れあがる銀河

お久しぶりです。久々に書こうと思います。この本は銀河英雄伝説の、作者監修のトリビュート版、ぶっちゃけて言えば、公式でプロ作家が二次創作をやっちゃってます。6本の小説作品が入ってます。ラインハルトとヒルダの新婚旅行中の一幕(ダブルパラになって…

銀婚式物語

新井素子強化月間のラストに来ました。 重そうな話は今回やめました。心身が本当に回復して辛い話を読んで大丈夫だと思えたら読もうと思います。さて、これの前に「ダイエット物語……ただし猫」を読みまして、先にこっちを読むべきだったと思い、分厚いソフト…

「平安あや解き草紙」シリーズ

読書も原稿も書けなかった昨年とはうって変わり、5月から本が読めるようになって、積み本も何冊か崩せたし、図書館で新しく読んだ本もかなりありました。病気がなければ借りた本持ち歩いて読めるんだけどね。その中で、今年出会った中で夢中になれる! 推せ…

春琴抄

4年前かな? 複数の相互さんとの間で上がった作品で、ストーリー知りたいから山口百恵の映画でも見ようかなどと思いつつ叶ってなかったのですが、数ヶ月前に本棚にあるのを見つけてびっくりしましたよ貴方。 それで読み始めたのですが、最後まで理解できない…

「発達障害」と呼ばないで

発達障害と診断されてるうち、幼い頃受けた養育での体験が、落ち着きのなさや他動・不注意などを生んでいるのではないか、とする本。読み進むところ(実在の人物での事例に多い)と、進まないで酷いと寝てしまうところと両極端だった。おかげでめちゃくちゃ時…

銀河英雄伝説 第3巻第1章まで

一昨年BSかなんかで放送された再アニメ化作品が、4月からEテレで放送されててそれを見るところから始まりました。で、コロナで待たされた再開図書館で借りたと。合間に弟が集めた鬼滅の刃も読んだりしてるので、今週は特に進みが悪い。いや、作品タイトルと…

積んでた本を今更——変えてゆく勇気

当ブログが、はてなダイアリーで始まった頃からご存知の方には、この本をこんなに長いこと積んでいたことに驚かれる方もいるかもしれないか。変えてゆく勇気: 「性同一性障害」の私から (岩波新書)作者:上川 あや発売日: 2007/02/20メディア: 新書性同一性障…

箸休めに本棚からひとつかみ。

いろいろ転載ものでふ苦笑さっき、ふと横にある本棚を見たらあったので、出してきて撮影。後にワタシは、カバーイラストを描いた方のファンにもなります。#浜田省吾 #倉橋燿子 #片想い #西村しのぶ #画伯 #オタク文化過日話題にした作家さんのご本の書影デス…

ゆずゆの名前の元ネタの方が

マイミクの方は、西山と付き合いの長い方が多いので、うちのブログがまだはてなダイアリーだった頃のある時期にブログで飼っていたブログペットのペンギンが、ゆずゆという名前であったことをご存知や覚えておいでの方もいらっしゃるかと思います。彼女と遊…

横浜市立大学エクステンション講座「人はなぜ物語るのか?」第5回

1週間近くのお待たせでした。講義当日夜から体調を崩していたためであります。マイミクシィおひとりさまから、楽しみにしていると期待の声を今回寄せられており、メイドというテーマのせいで今回PVが多いと予想されます。 最終回だしね。今回、ギリギリまで…

花物語(吉屋信子)

たまたま読んでたら、横浜市大の講座的にクリティカルヒットだった本でございます。最初こそ幻想的で靄がかかってる感じなんですが、上巻の中盤あたりからクリアになって物語がはっきりしてきます。途中から登場人物が死ぬ話が多いのが疵ですがね。最初の幻…

四畳半神話大系(森見登美彦)

もう1年数ヶ月、外出のたびにこの本を読んでました、て、開けない日も多かったですが汗とにかく主人公、というか語り手がムカつく! ほんと嫌いですよこういう奴。 それもあって、途中までは、西山的つまらなかった小説トップ3に、国産小説で初のランクイン…

横浜市立大学エクステンション講座「人はなぜ物語るのか」第4回

今までけっこうサブカル的なこともやってきましたが、今回はやや硬い題材です。で、ブログの中身はいつも以上に講義を表現できてないかも。今日休んだ受講生は来月レジュメをもらってね。 「子どもの想像力:ファンタジーとイマジナリー・コンパニオン」 講師…

「紅雀」(吉屋信子)

横浜市立大学の講義で知った、わたしのハンドルネームと同じタイトルの小説。 借りてきて、読んで、もうすぐ返却日なので記事を書きましょう。昭和5年頃の作品。 華族辻家のお屋敷で家庭教師をしている純子(すみこ)は、帰省から帰京する汽車の中で魅惑的な姉…

横浜市立大学エクステンション講座「人はなぜ物語るのか?」第3回

今日は時間ギリギリだけど間に合いました。赴くのに2時間以上かかるから、この季節はお手洗いに行きたくなるんですよ、てすみません。今回は『空想を共有する社会:少女たちにとっての〈物語〉』。 閉じます。

横浜市立大学エクステンション講座「人はなぜ物語るのか?」第2回

おかげさまで、第2回をお届けいたします。私のプロフィールを後でつけておこうかな。 ちなみにこの講座「空想が持つ力と伝播の過程」というタイトルがついています。

暁の円卓読了、ジョジョスタート

タイトルの通りです。 ファンが共通するかもと思って読み始めました。暁の円卓、半分くらいでヒロインレベッカがいなくなって、いつ出てくるかと思いきや最終巻に少しでしたね。終盤の女性キャラはいいかんじだったのでもっと早く出さないかと思う。だってい…

暁の円卓1 目覚めの歳月

某若いフォロワー嬢が、自分のつくる世界観に影響を受けた作品としてついったーであげており、ツイートを読んで、Wikipediaも読んで面白そうだと思い、先週図書館に予約して借りて来ました。70ページまではプロローグ。ゴシックホラーってこんな雰囲気? こ…

「白蓮れんれん」

大河ドラマ「西郷どん」原作でまた話題? の林真理子が書いた、柳原白蓮の本を読んでみました。テレビ小説「花子とアン」放送時に友人ポジションで登場したから、副読本に読もうとした者が多いのか売れたと言ってたような。白蓮さんが伊藤伝右衛門に嫁いでか…

片想い(東野圭吾)

まさか620Pを3日で読み終わるとは思いませんでしたよ皆さん。 本屋で手にして裏を見て、高かったので(分厚いからだが)、図書館で借りようとして、やっと順番回ってきました。ラストページの数字を見て、2週間で読み終わるかな、でも予約入ってるんだよな、と…

京都ぎらい

三橋順子先生のブログを読んでいるとよく見かけるお名前に、井上章一先生とおっしゃる方がいらっしゃいます。その井上先生が、京都新聞のコラムにあることを書いていて、それを見つけて私が脊髄反射したら、三橋先生がそれを見つけられて、いろいろ教えてく…

百年の預言

2分冊の、昔から気になってた本をやっと読み終われました。なんか妙に読みにくかった。そんなに硬い文体とも思えないけど。ルーマニア革命を背景にした恋愛歴史絵巻ってところでしょうか。絵巻は違うか。19世紀に活動して夭折したポルンベスクという音楽家と…