平安あや解き草紙、完結!!!
平安あや解き草紙
完結してしまいましたねー
あと2冊くらい引っ張るかなとか思ってたら、予告の大団円という文字を見て、ホッとしたと同時に寂しさが。
6.7巻でかなり追い詰められていた伊子ですが、この巻は女宮が自滅する様を書いていた感もありますね。新大納言のところの中の姫の馬鹿にしないでよ、は胸がすく思いでした。が、正室の座を取られそうだからって、伊子と式部卿宮の関係をばらすのは……雨降って地固まって良かったけど。
帝が麻疹に苦しむあたりは、ちょっとえっとなるシーンもありましたが。
そうなのよ、今回パンデミックネタが出てくるのよー、今がパンデミックだから書かれたのかなやはり。
実は読む前に後書き読んでしまったら重要なことが書いてあったので、どう決着ついたのかと思ったら、割と想像通りに落ちたかな。令和ならではよね。平安時代だけど令和な小説w
短いお付き合いでしたが、とても楽しかったです。小田菜摘先生ありがとうございました。新作も途中まで読んだけど、あや解きの方が明るいせいか、まだ新作好きになれません汗