「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

銀婚式物語

新井素子強化月間のラストに来ました。
重そうな話は今回やめました。心身が本当に回復して辛い話を読んで大丈夫だと思えたら読もうと思います。

さて、これの前に「ダイエット物語……ただし猫」を読みまして、先にこっちを読むべきだったと思い、分厚いソフトカバーを手にしました。
この夫婦、変わらないなあ。で、表紙イラストがさべあのまさんてところに懐かしさをそそられた方いるんじゃない?(うちの結婚新婚物語の表紙は沢口靖子なんですが)

出るところには服装を整えて行かないときちんと扱って貰えない、という話もあり。
家事のこと、健康のことと不妊治療のこと、40代で「ヒカルの碁」を読んでハマって持った趣味・囲碁に関する話、かなりの割合を占める、少し前話題になった家のこと、太陽光発電とIHヒーターのこと……新井さんと夫さんの25年間を下敷きに? 展開されていきます。
長時間勤務って不妊の原因じゃないかと思った。

でも新井さん、新婚当時の雑誌インタビューで、家に入れるのは中学生以上、みたいなこと述べてるんですよ。
だから陽子さんの、子供が3人いる設定の夢はフィクションかな? とも思ってしまう。どこら辺がノンフィクションなのか……あ! 家事の話で、陽子さんが女流作家と食事か掃除か議論するって話のヒントは対氷室冴子かと思った。「氷室さん、飢え死にするよ」「素子ちゃん、ホコリで死ぬよ」って見出し、はっきり思い出せたもの。
この議論……いや対談は、氷室冴子先生の「ガールフレンズ」という本でも読めました。初出の雑誌を見たことがあるかもしれません。

で、料理できると掃除ダメ、掃除できる奴は料理がダメ、な話は、前者のタイプの人間が1人相互だったことがあるな。後者は……私の知人では彼氏と弟だろうか。本の中では女性に限ってたけど。
でも両方できるひと、いるんだよなあ
私はせめてお料理の腕を磨くよう頑張ろう

始まりと終盤は、惚気でした。
なんか、金婚式を迎えたらまた出番があるらしいので、新井先生の長寿をお祈りしとこうと思います。
この本出たの、もう10年前なのね。
私は、こちらの夫婦が銀婚式を迎えた年齢になってやっといちゃいちゃしている体たらく。
うちも早く結婚して、銀婚式とか言いたいかなー。