「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

銀河英雄伝説

あれ? 銀英伝の感想、こっちにあげてない、何故そうなったんだっけ?

とりあえず転載します。
これが私が思った全てではないのですがね。

ツイートの転載がほとんどなんですが、これを記事にしてみたいと思います。途中まではてなに書いたものも転載して再編集します。ネタバレが激しいので未読の方は読んでから読まれることを推奨いたします。

一昨年BSかなんかで放送された再アニメ化作品が、4月からEテレで放送されててそれを見るところから始まりました。で、コロナで待たされた再開図書館で借りたと。約5ヶ月かかりました。

作品タイトルと数人のキャラクターの名前は知ってたんですのよ。

読んだらとお勧めくださる知人も複数いましたしね。

世代的には、今回が初見と言ったら驚かれる世代ですもの。
Wikipediaや口コミ情報も入れます。
序章は教科書みたい、とか苦笑
あのキャラは何巻で死ぬ、とかね。

戦闘シーンにおける化学的な地の文が続くページはなかなか進みません。



逆に会話シーン、特に対決なシーンはセリフを読み上げてしまう苦笑
セリフ回しが独特で、やられます。

ラインハルトとキルヒアイスユリアンとヤン、ロイエンタールとミッターマイヤーといったあたりは同人誌出るのも納得だな。
ヤンの上司や先輩、キルヒアイスユリアン、ヤン、フレデリカ、ヒルダという具合に好きなキャラも多いです。ジェシカもっと見たかったな。

ラインハルトとオーベルシュタイン、特に後者は嫌い。余計なことしたから、キルヒアイスが早く死んだんじゃないの。いいひとねって、作中作外問わず思われてただろうに。巻が進むと、キルヒアイスの元部下がオーベルシュタインを嫌ってる描写が出てきて嬉しかった(マテ


あと、イゼルローンを落としてからの同盟内部の浮き足立ちようと、ネタバレで知った同盟が辿る運命を考えると、辛い読書になるかもしれない→必死で駆け足で読んでたのでそこまで感情的にはならなかった。浮足立って立てた詰めの甘過ぎる作戦立てたフォーク准将は、とても不様でした。作品通して1番では。
イゼルローンの前の、ヤンの官舎を襲う奴らのネトウヨっぷりに驚いた。そんなのが1982年に書かれていたなんて!
読んだのが今で良かったと思ってます。

ヤンのことを不敗の魔術師と言うけど、すごいのはわかるけど帝国と差はついてるのかな。あと、上り詰めたラインハルトと違ってヤンは苦労が多いな。
立場の弱い同盟を応援する気持ちで読んでいる自分がいます。

けっこうツイートしてるので、パソコンさんが余命短そうなのであいふぉんさん使って転載します。

終盤に至るにつれて、1600年も先の話なのに医学の進歩どうなっとるんじゃ、と思わされる病名が出て来る。インフルエンザ、脳腫瘍、親不知……
その脳腫瘍にかかったのは陰謀を企む連中で唯一割と好きだったルビンスキー。捕まって良かったけど(オーベルシュタインがこの人捕まえた手段の執念深さには恐れ入った)

オーベルシュタインの草刈りという言葉の意味がわかった時は嫌な感じしましたよ。そこでビッテンフェルトがあーなってしまう……両成敗か、ビッテンフェルトに味方してましたね。

紅茶にブランデー、というヤンのドリンクの飲み方、真似した奴が昔大量に出たんだろうなあ(そういうクチの可能性があるマンレポか何かを昔読んだことがあったので、ノイエみはじめてから、あーこれか! と腑に落ちてるの。ちなみにその御仁、健康に悪いとも言ってた記憶)

作品内の歴史の話と同列に、これキリストとユダだろ、て話が書かれてるから銀河英雄伝説はいいぞ

提督という言葉が艦これ用語というのがまだ頭に残っている(銀英伝で頻出する)ので、読むと変な気持ちになっていた。
ガンダムW好きなあの人とかあの人とか読まないかな。

これも銀英伝を読んだことで生まれた発想なんだけど、恋愛そのものにも質の良し悪しがあるんではないかな。物語られる恋愛はその良し悪しがはっきりしているような気がする。恋のから騒ぎで語られてたような二股かけられたとかその出会いは悪しに入るのかな。

アルテミスの首飾りってキレイな名前だな

艦隊戦含めた戦闘シーンにはいつまでも慣れませんでした。読むの遅かった。ユリアンの初陣のあたりとか特に。

だんだん誤字も、一冊につき3個くらい見つけるようになる

銀河英雄伝説は、小気味いいセリフが続いてるときは読んでて楽しい。声に出して言いたいセリフがいっぱい。

しかし、敵国侵略を考えついた士官学校で首位だった奴=フォークのこと、不様だったなあ。この先作品長いけど、これほど不様なやつは出てこないのでは……これはだいたいその通りかな

同盟の肩を持ってましたから、5巻でああなったのはショックでした。あの時だけはヒルダ余計なことしてからに、という気持ちになった。その後の6巻は先日炎上したヤンとフレデリカの新婚生活なんだけど、これの最適解はヤンも料理に挑戦してみる、なんだろうなあ。まあ、少なすぎる女性をお色気要員にはしてないけど、みんな誰かの彼女か奥さんになっちゃうからなあ。そして未亡人になる人も出る。

ヒルダは、抵抗勢力のオヤジどもからは小娘とか無力とか、正当に評価されてないなあ。ミソジニーが出てるわね。

しかし、堅苦しい言葉でも生々しさが表現できるんだなあ、と驚いたのも銀河英雄伝説


英伝Wikipediaを見たことを後悔する事案発生。見て情報を頭に入れてなければ知らずに驚いていたであろう箇所をさっき読んだので。というのはどこかというと、カリンがシェーンコップの隠し子だと明かされるシーン。それを受けて父親が彼女の名前聞いた際に「美人なら俺の娘だ、そうでないなら同姓同名の赤の他人だ」と言った時、とても嫌だと思った。娘が美人で親は何の得があるんだろう? アンネローゼを売ったみたいの以外で。

ポプランとイワン・コーネフの漫才はもっと聞きたいと思ったらすぐコーネフが死んじゃって悲しかったです。従兄弟と会えなかったし。ポリス・コーネフとヤンの再会もめっさ楽しみにしてたけどずいぶん引っ張られたものですし。


ポプランが、平和な時代なら幼稚園の先生になってたのでは、という記述で思い出したのはキスよりも早くの龍先生なんだけど、2006年以前に銀英伝読んでたら逆の連想をしただろうな。しかし、作品を読んでキャラを理解するのに他作品のキャラを持ち出すのは、まずいかな?


重複してる箇所もありますねすみません。