「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

片想い(東野圭吾)

まさか620Pを3日で読み終わるとは思いませんでしたよ皆さん。
本屋で手にして裏を見て、高かったので(分厚いからだが)、図書館で借りようとして、やっと順番回ってきました。ラストページの数字を見て、2週間で読み終わるかな、でも予約入ってるんだよな、と思いつつスタート。
まさか3日で読み終わるとは思いませんでしたよ。
ページをめくる手が止まらない、というのはいつ以来でしょうか?

重要な登場人物にトランスジェンダーがいます。
この人物、前半で妙に性的に書かれてたのが引っかかる。
理沙子さんはだんだん嫌いになっていった。安西はバカなギャグメーカーかな。須貝は……なんだろう。中尾がここまで話に食い込んでくるとは思わなかった。
誰か登場人物に特別肩入れしたのはないな今回。
性分化疾患のことを半陰陽と表現する古さはあるけど、書かれた時期には相当新しい価値観だったんだな、と思う。
被害者と犯人があんなことをしてたとは。でもって真犯人が別にいたとは。
最初は誰から誰への「片想い」なのかな、ということを知りたくて読んでた。それが分かる頃には、ページをめくる手が止まらなくなってて、真相はなんだろうと思いながら読んだ。
エンターテイメントとして楽しい読書でした。

追記:生々しい箇所もあるので、そのへん注意。