どういう流れでそんな話になったかはどんなに早くても週明けにしか言えないんですが。笑って言える日が来るといいんですが。
母が「レズビアン」について「気持ち悪い」と言いました。
中学の時オンナノコが好きだった一時期があるという話をするのに二の足を踏んでいましたが、完全後退です。
まあ、家の中だから、こういう本音が出ても仕方ないのですがね。母は、宝塚も好きじゃないし、どんなにかっこよくても「女じゃね」というところのある人だと思ってはいた。
ひょっとしたらセックスが嫌いだったのでは？ と思ってなくもない。人に触られるの嫌いとも言ってたし。
発売中の「婦人公論」に少女趣味をカムアウトする投稿コーナーがあった（この話したかったんだ。けっこうきついネタもありました。そういう女が男の子ばかり産むのって皮肉だな）けど、彼女のそういう部分って、「血液型性格判断を信じてあたしがＡ型であることを信じなかった」ところだけじゃないだろうか。プレスリーと裕次郎と、石坂洋次郎が好きだった少女って、昭和30年代、普通かな？
あたしは幼稚園の頃どうも、「メルヘンチックな夢見る夢子ちゃん」で、それで相性の合わない先生もいたけど、それをこういうお母さんがいたからね、と解釈してた先生もいたからな。
そのうちあたしは大人になろうとして自分のそういう部分を打ち消そうとしていく。まだ残ってるけど。
あたしは、多分ビアンじゃないと思う。ただ、今後、女性を好きになる可能性はあると思う。３人以上続いたら「『今は』ビアンです」と答えるのかな。
セクマイの人が、自分がセクマイであることを親にカムアウトするつらさが、ほんの少しだけわかった日でした（途中脱線したけど）。
あ、前出「性別が、ない！」に描かれた、男性のセクマイに関する見方というのが10代から50代まで同じというのは、アレですね。「レズはいい」というヤツ。勝手じゃん。「うちらはあんたらの欲望処理班として存在するんじゃない！」って当事者が怒るよ。男の目線が気持ち悪いと感じる女性ならなおさら、ね。
