「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

アダルトチルドレンと少女漫画」という本を読んでいる。
この本について話す前に、「ホットロード」という漫画について最近考えたわたしの仮説を聞いて欲しい。

ここで和希の家庭環境について私が今思うことを述べておきたい。
母と二人暮しで、父とは死別。35歳の母には「鈴木君」と呼ぶ高校以来の恋人がいて、彼には妻がいる。
和希は自分を愛のないセックスで出来た子どもだと思っている。父との思い出は、幼い日、手をつないで遊園地に行ったことだけ。
しかしある日、「鈴木君」と会った和希は、彼から聞かされる。「僕は君と遊園地に行ったことがあるんだよ」。

今のシーンだけが根拠というのでは弱いが、それでも言う。
和希の本当の父親は、「鈴木君」で、父親という人は、世間と和希をごまかすためにつくった嘘なのではなかろうか。

しかし、「アダチルと少女漫画」(略しました)の著者の荷宮さんは、和希の母親が実家によって「意に染まぬ結婚」をさせられたのではないかと言う。
1970年頃というのは、発売中のほんわらの増刊の新井祥氏のお母上によると、「強い女と弱い女の落差が激しい」時期で、彼女はいわゆる「弱い」女といるとムカついた、今ではキャリアウーマン歴40年らしい。
ということを考えるとまったくリアリティのない話でもないのかな?
私が変なのか考えが浅いのか、荷宮さんが囚われてるのか。

話は変わるが、最近何かを「好き」ということに「囚われてる」のではないかという意見もたまに見なくもない。
良くも悪くもあたしは自称ノンポリ
気楽に構えているつもりです。
いろいろ思うところあるけれど。

そういえば、マリみての7巻については、江利子が男性に恋したからというだけで切り捨てた人間よりも、「『面白いと思ったことには食いついていく』という点で江利子山辺氏は似たもの同士」と語った人間の考え方を支持したい。
リリアンにだって、作品世界に登場しない中には彼氏がいる子もいるんじゃないかと。
あたしは昔、ネットを始めた頃、マリみてなりきりチャットに参加してたことがあったけど、ここでキャラクターに彼氏がいる設定を与えてた人が少なくともふたりいた。彼女達はチャットによって姉妹をつくっていた。
姉妹制度が「レズビアンから遠ざける」という理由で嫌いなビアンの方もいるみたいだけど、こういうのもいいよね。
ただ、恋人がいても、恋人が同性と乳繰り合うのは許可しているという人間が最近増えているというのは「ホントか?」と疑ってしまうが。
これって、めっちゃ仲がいい(実は恋人)女の子がいる女の子に、「じゃー彼氏いないってことだよね俺立候補していい?」というような、デリカシーのないのと同じ気がしてイヤかもしれない。男女が逆でも成立はするが、女の子はそんな状況なら諦めて萌えるかもな(そうそう萌えないって?)。