とは以前から思っていたんですよ。
たいしたことは書いてないはずですが、萌えはかなり詰まってるので読む時は注意してください。
ということを考えて、男女の話と女の子同士の話でひとつずつ使うことを決めて、なぜか女の子同士のほうが先に世に(って同人誌だけど)出てしまったわけですが、誰も食いついてくれてないかも(ちっ)。
しかし、LaLa8月号を読んで、「あたしは間違ってなかったかもしれない」と思い始めました。
どうも今まで人さまの作品で見た覚えがなくってさあ、これ。
他に、同じ漫画(「キスよりも早く」)を読みつつ思ったのって、「顔以外の場所にキスするのって何でエロに結びつくんだろう」ということ。
顔の中→まぶた、おでこ、唇、ほっぺ。
おでこは、年上の恋人から若い女の子へって感じ。「キスよりも早く」では、マウス・トゥ・マウスより先にこれ見たいなあ。アレくらい身長差あれば可能でしょ(って、ヒロインけっこう大きいのにダンナが彼女とあの身長差ってずいぶん背高くないか*1?)。堀田あけみの「イノセントガール」は電気会社の新入社員が、後に作詞家になっちゃう中学生と付き合う話なんですが、真面目に好きだけど大人の分別で「肩抱いて、おでこにキス」と言ってたぞ→20年近く前に読んだ本をよく覚えてるよなって、これ彼女の代表作だし? それだけたっても覚えてる人間がいるのは代表作たる所以かね。
ほっぺは、子どもから親へ(「月の夜 星の朝」でりおちゃんと遼太郎が同時に彼のお母さんのほっぺにちゅーするというシーンがある)とか、外国では挨拶だよね。なんかほほえましい路線。
唇は基本的に恋人のそれ(軽いものだと挨拶でもありかな? 外国では女の子同士でもすると、昔同じカップリングをやってた人*2が言ってました。留学経験が同人に生きるジャンルってのもすげえなあ、ガンダムWって)で、外国を舞台にした話だと「恋人のキス」というキーワードがたまにある(「花咲ける青少年」であったよねこのネタ。花鹿とルマティ)。
まぶたは……女の子から男の子へというイメージがあるようなないような、あんまり見ないよね?
- 作者: 堀田あけみ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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ところが、顔からちょっと下の首筋へ降りると、途端に性的なものが意識されるのはなんなんざんしょ。
あるカップルは、マウス・トゥ・マウスのちゅーをした後で彼の唇がここへ降りたので女性が「あ、その気になってる」という判断材料にしたってくらい、映像や漫画のラブシーンでも見る定番になってるよねえ。「りぼん」で掲載されてた「あなたとスキャンダル」でもあったぞこの手のシーン! 「浴衣で抱きつかれてそういうことをしてしまう」というわけで。この頃からえっち関係に対する妙な居直りがあったのか椎名さん。少コミとは全然違って、実際にコトをするわけじゃないんだけどさ。
こないだまで「寸止め」嫌だったんですけどね。「サービスカットばっかあってえっちしないから少年漫画ってちょっとなー」と思ってた。まあ、80年代の「きまぐれオレンジ・ロード」と2年前の「いちご100%」くらいしか読んでないのですが。って、いちごは……そうだったね?
ぱんつ見えるのは嫌なんだけど、なんだろう?
他の場所にキスするのは、うーん、やっぱり××だからですか?
あ、萌えどころの話なんで同じエントリに加筆するけど、気にしてなかった相手と同居なりなんなりすることによって親しくなってから惚れる、というパターンの話を好きになることが多いのってなんだろう。なんかそっちの方が萌えるんだよな。
「なな色マジック」「ママレード・ボーイ」「グッドモーニング・コール」。ドラマで「ロングバケーション」。みんなこのパターンじゃん(ロンバケってそこが少女漫画だったんだな。今日、少女漫画が「売れる作品は売れる」ようになった秘密ってのは、「ロンバケ」にあったのかもしれない)。「CIPHER」も入るかこのパターン。アニスって、今の「キラメキ☆銀河町商店街」のミケに通じるキャラだけど(これまでのキャラを無視しないで女の子らしい方向に持っていくのが難しい子だよこのミケは。ただ、このまま行くと「DRAGON BALL」の悟空の女の子版になっちゃう。それはイヤなのよわたし。悟空好きじゃないので。ちなみにこの漫画でいちばん女の子なキャラは何といってもサトだ!)。って、白泉社にはけっこういるかこういう手合い。
そういえば、とあるMtFトランスジェンダーさんが、中3から高校時代に在住沿線いちばんの美少女とお付き合いしてたというお話をされた時は「すっごーい」と思いました。「まあ今にして思うと『気心の知れた安全牌』という選択だったと思うけど」といやにきつい物言いをなさっていましたけど。
コメントでその辺をつっこんでみたところ、
たくさんの競争相手(たしか30何人)の中から選ばれたから、当時はけっこう鼻高々でしたけど、女性の立場でものを考えるようになって、慎重で聡明な彼女は、いちばん無難な選択をしたのだと気づきました。
だって、交際申し込みの手紙だけで知らない男性を文化祭のパートナーを選ぶより、中学3年の1年間ずっと同じ班の班長・副班長で気心知れてる私のほうがずっと安心だったと思います
てをにはがちょっとおかしいかなと思う箇所がありますが(引用しといてすみません!)、ここからは学べることがありますよ!
「まずはお友達から」! 仲良くなって信頼されよう!
(裏切られるとすげえきついが→経験者(泣)
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ちなみにこのドラマ超大好きで、それから4年ほど木村ファンを名乗ることになりました……(今は「anan」のアンケートで1位取れてるのが不思議ですが)。
歴代好きなドラマツートップだったかと(もうひとつは「虎&竜」)。
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話題に出たので貼っておく。
「まずは友達から」でも玉砕する例もある(この言葉は口に出したら失敗するのかも)。