エディット・ピアフのCDを売ってるところは土曜の夜に池袋駅の構内で見つけた。
「ベイビィ☆LOVE」が文庫になっててショックだった。
昨日は美容院でも漫画を読んだ。「虹色とうがらし」と「ピーチガール」。
「ピーチガール」。
これについてだっけ? 「女の子は誰が悪いかはっきりしてる漫画が好き」と誰かが書いてたの。あたしそうでもないですが(そりゃもう女の子じゃないから)。
このさえって娘、すごいキャラクターだなあ。間違っても主人公にはなれんが(て、彼女の視点から見た話もあるんだっけ? すげえ)。
作中彼女のファンの男子が「また安達(主人公の姓)とつるんでるから目立つんだよな」と、主人公ももの色黒さとさえの白さの違いを言ってましたが、それを狙って近づいたんだと思うよわたし。たぶんこの子それくらいのこと平気でする。
思いついた形容は「毒ヘビ女」。絶対近くにいられたくない。
「ハツカレ」は話の冒頭で主人公がいきなり恋の告白されるというのは珍しいよね。
「はじめての恋愛・『おつきあい』」がテーマだということを考えるといいと思う。
初々しいんだけど、そのへんは少し今日的かな。
あと会話に使われてる関西弁、大好き。西日本でわかりやすい方言に弱いからアタシ。
方言て、昔から思ってたけど、なんか、照れくささとかスカした感じとかカッコつけた感じを消すんだよね。だからアタシけっこう男主人公を関西以西の出身にすることがある。「ANGEL ATTACK」だって八木ちゃん広島出身じゃない。気障な台詞も方言なら何とか、ってのがあるのは堀田あけみに影響されてるな思いっきり(実際に「標準語に翻訳したらとんでもなく気障な台詞」という形容が出てきたことがある)。
次も方言。「ラブ★コン」は主人公が身長170センチ(75あるわしからみたらまだマシやろと思うし、わしより背が高い精神が女性のひとは同情もするし仲間やと思う。そしてそんなトランスジェンダーさんは多い)ということで「ああ、あったあった」という感覚が少し味わえたが、あそこまで息の合う「相方」はいなかったなあ。うらやましい話。
単行本の刊行点数が多いのが気になるけどちゃんと読んでみようかな。
リサってばかだよね、とも思うし。
ちなみに背が高くてもキレイにしてて女性度乙女度が高けりゃトランスジェンダーでも(ひどい表現だなすみません)彼氏がいるので、もう要は資質だなあ。
「乙女度の低い」女の子ってどこか白泉社的か?
「虹色とうがらし」言い訳がましいネタがずいぶんたくさんあるが、作中の言い訳はあだち節と思うことにするか(あだち充は「H2」がけっこう好きかも。比呂とひかりの関係って萌えるよね? 春華の方に着目してたひともいるけどこちらはやや少女漫画的では? 作者が少女漫画を手がけたことがあるあたりが出てるのかも)。
なんだかよくわからず、女の子が13歳にしては色っぽいとか(鹿島みゆき・雨宮ひかりタイプの顔のせいか)。「それぞれに愛し合った結果じゃ、その証拠に同じ年はひとりもおらん」という台詞は笑った。どうやらみんな上や下と最低2歳は違うみたいなので真実かもと思えてしまう。しかしどんな女性とも子どもが生まれてしまうあたりすげえなあ。21世紀にこんなオトコいないよね(なんか「将軍」ぽいんだけど?)。
まあ楽しめました。漫画ってやっぱり面白いですね(水野晴朗に似た〆だな)。