「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

色の話

上で書いた話を。
子供のうちは「男の子色」「女の子色」というのにどうしても縛られてしまうというのがありませんか?
わたしが幼少期を過ごした70年代中盤というのがどういう時代だったのかはほかの方の意見も聞かないとわからないけれど、私はまだとらわれてない方だった気がします。それでも持ち物には赤が多かったけど。傘とか自転車とか。小学校に入ったらクラスカラーが確か黄色で、それで黄色が増えたかも。


幼稚園に入って(というか記憶にある限り人生)最初の友達というのが女の子の双子であったというのはどこかで書いたかと思います。おかげで双子をヨコシマな目で見られなくなりましたがいいの。そんなの些細なこと。趣味嗜好なんて個人の自由じゃん? だから双子と姉さん女房は自然なこととして育ちました。母が父より13ヶ月年上なもんで(もっとも母より5歳年上の彼女の次兄の奥さまが、彼より14歳年上だということを彼女が亡くなった時知ったのには驚いたけど、伯母の優しさとは関係ないから、ってのは変か。でもあっさりそういうもんとして受け止めてました)。
で、その双子はたいがい色違いのものを着てた。絶対に同じ色は着てなかったと思う。
お姉ちゃんが青か緑、妹が赤かピンク。
今にして思えば、「妹が赤かピンク」というのが世間のなにかとの関連をやや感じるものの、おかげで青や緑を男の子の色という感覚は……薄かったよな?
お姉ちゃん(と幼稚園で同じクラスだった。妹は、当時わたしの社宅の隣の部屋に住んでいた男の子と同じクラスだった。後に小学校3年生であたしと3人が同じクラスになる。男の子は夏にS区に引っ越してしまうけど)だって赤やピンク着たかっただろうな、と考えたのは最近になってから。
みんな、どうしてるかな。

その隣に住んでた男の子の話はまたいつか(ちなみに後から考えてみるとこの子、中3の時好きになった男の子と名前がよく似てて、その懐かしさも好きになるのに手伝ったんじゃないか、と後に思った。その幼馴染のことは残念ながら特別に思ってたわけじゃないけど、ダイエット成功して会いたい気はする)。