「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

思い出話とざんげ室

すでに重いのにまだ書くのか、でも書く。


ある掲示板でやってはいけないことをしてしまった。
よそのサイトの話。
批判めいた言葉も混ざっており(褒め言葉を多く書いた気はするが)、それを反省して、その時書いた話題をここで書こうと思う。

と思ったら2006年1月22日に書いてたんでその文章を転載します。


一時期ハマったオリジナル百合小説サイトさんが閉鎖しそうになっていた。
メインは優等生の女の子と不良少女。
優等生は不良さんにあこがれていて一人でイケナイことをしてしまったり(というのが、当初男性向けだったのをうかがわせます)。
ふたりは急速に接近し長い1話の終わりにえっち。えっちするのが早い、って掲示板に書いたら男性向けなんで、とレスが帰って来たのを思い出します。
その後、すごくいいカップルに成長します。
他にも男女、女女、とカップルが出来、二人を慕う後輩も現れ、生徒会にピンチが訪れたりもする。
この学校、旧制女学校のせいか、女の子同士のお付き合いが普通によくある伝統なんだって。
メインカップルは高校卒業後、別の道を歩み、ふたりの関係を友情にします。そして大学で片方に彼氏が出来る。この展開がイヤだと思ったひとが荒れたみたい。
わたしはいいなと受け止めました。
10代の恋がすべて末永くハッピーエンドなわけないじゃん。
ましてこういう女の子同士の恋は大人になっても一緒にいたかったら大きなリスクを背負わなくては行けなくなる。
一生添い遂げるパターンはあるキャラで描こうと思っていたみたいですが。


で、荒れて今は閉鎖されてるわけなのですよ。
お疲れになったところで読者がこんなことしてたのは確かに無神経すぎた。
レスを下さった掲示板の管理人様、よくレスを下さったな→すごい方だ。
今は「これもありでしょ」という感じです。ラストに関しては。
柴門ふみが昔「別れるまでがラヴストーリーでしょ」と言って、わたしを「目からうろこ落とした」状態にしたんだけど(それはそれだけ少女漫画に毒されていたのかもしれない)、それもあったからかもしれないし。
どんなカップルでも別れる時は別れるし。
ちなみに母親同士が付き合ってたというのは今思うとご都合主義を感じる(これに類することを書いてしまった。これはまずかった)。これ記憶違いじゃないといいけど。「えっちするのが早い」というのは読んだ人の感性の問題だし。精神性にこだわりすぎか? 読んだ当時のことがさるさるに書いてないので、こんなことで困るとは。

なにかの感想を書くときに手放しで褒めることをしなくなったのはいつからだろう。2ちゃん用語でいわゆる「マンセー」ってヤツ。
それも大好きになったものほど。
先日の佐倉智美さんの本も、何箇所か引っかかる点があったし。それを上回る面白さと彼女の人柄のよさがあるから好きで見習いたいと思ってるんだけど(彼女にメールするのがなんとなく怖い)。
浜田省吾の「初秋」もすごく好きだけど、「君の名を呼ぶ」だけちょっとね。