「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

図書館通いの電車の中で

読んだのはこの2冊。

吾輩は嫁である。 (フラワーコミックス)

吾輩は嫁である。 (フラワーコミックス)

前者は探してるときは品切れ起こしてたのかなかったけど、26日に本屋を見たら最後の1冊だったので購入。
可愛らしさは省かず、でも大人になってて、かつけっこう生活くさくて楽しい。
ジーンズの男の子と、着物や浴衣の女の子って萌えるよなあ……。
でも発売からけっこうたつのになんで表紙画像出ないの?
集英社遅いなあ。

後者はタイトルからしてなんじゃこりゃ、と思ってたが、先日Betsucomi見て「めんどくさいから結婚しましょう」というプロポーズで読んでみたくなって購入。
なんだ、好き合ってはいるんだ。それはちょっと残念。
でもふたりでいる方が寂しい、という気持ちは描けていたし、同時収録作が、ルームシェアメイトの男女の話とか、新米保育士と女子高生バイトの話とか、女の子でいるのがイヤさにお笑いに走っていた女の子が変わっていく話とか、ひとクセあるネタばかりで良かったです。
でも『嫁』って言葉に本来の意味が戻ってきそうでやだなあ

ついでに。

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

これも行ってまえ。

非常に大満足できました。
静かな感じはそれまでと変わらないけれど、でも新しいことをやっている部分はある。
女の子であることのルサンチマンに悩む女の子が出てきていない。通り抜けたか悩む前の年齢かと二通り。
20代の仕事を持ってる三姉妹と、腹違いの中学生の妹。
三姉妹が妹を理解して(特に長女は妹・すずに昔の自分を見て、自分の二の舞踏ませないためになにかしてあげたくなったんだろうね)、一緒に暮らして仲良くやっていて、◎。

あと好きなのは、次女・佳乃が、亡くなった人の口座が凍結されるあたりについて妹に説明するところ。「酒ばっか食らってたわけじゃありません」てね。
こういう、私生活やや荒れ気味だけど仕事はきっちりやる人って日本人に受けるって。
というのは昨日読んだメロディ4月号のよしながふみ羽海野チカの対談にも出てきたポイント。ハチクロキャラはみんな、恋愛の方は中学生並みなのに仕事はきっちりやる、お金を馬鹿にしてない、という点をよしながさんが誉めていた。
この対談、かなり楽しめましたよ。
羽海野チカのが年上みたいね。
よしながふみって同じ1971年生まれなんだよな。しかも高校時代にベルばらにハマってたのも同じ(ふたりともアンドレが好きだって! アタシとおんなじやん。まあよしながさんがどっかで書いてた見方によってちょっと省みたのですけどわし)。

なおさら落ち込んできた。
仕事もらえるように頑張ろう。