「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

キスよりも早く」のおかげで少女漫画に対する疑いの眼を忘れて恋愛を信じる? 気になれているけれど、ジェンダー系も忘れずに。

でも先日友人と話をして「どんなマンガが好きなの?」と問われて、「同居したり同じところに所属したり一緒にひとつのことに取り組んだりしたふたりがだんだん恋に落ちていく話」と答えたら「現実的な話が好きなんだね」と彼女は答えてくれた。

後にどこかでいかに書くことと全く同じ文面を見たらあたしが書いたんで笑って欲しいのだけど、

かつて堀田あけみが1981年という時期を使って書いた小説「転がる石になれ」で、主人公が友人と(注意しておくが舞台は名古屋だ)、
「(前略)どこを見たって、女の子というのは、ろくに口もきいたことのない格好いい男を好きになって、ライバルに苛められながら、恋をするもんだがね」
「どこを見たってって、具体的に、どこでなにを見とるだ」
「マンガ」
という会話をしているが、この台詞のネタ元が乙女ちっく漫画であることは、堀田が1964年生まれであることを考えると、想像に難くない。
この本のあとがきで堀田は、「田淵由美子先生と陸奥A子先生のファンだった(今もですが)」と書いているし。
余談だがこの小説、表紙と挿絵が田淵由美子である。偶然だと思うが。

という感じの話はあまり持っていない・読んでいないかもしれない。
こりゃマジで一度、読んだ本手放した本まだ持ってる本を記憶をさらってチェックして、自分の好みをよく考えてみた方がいいかも。

女主人公が「なにかに打ち込んでる」「特技がある」という子である確率はけっこう高そうだ。存在感が薄そうでも勉強ができたりとかさ。流されてはじめたけどのめりこんでいくとか。働いてる子もいるかも(「愛してナイト」のやっこちゃんは大学の2部学生で昼間は実家のお好み焼き屋を手伝ってたっけ)。長い連載のうちに成長して仕事を持つようになる子も多そうだ。

ろくに口もきいたことのない遠い存在の人というのは中学の時の先輩(女性)で、同じクラスだったけどろくに口きかなかった男の子は、同じクラスに所属して1年くらいたってから好きになったというのがある(彼のことは未だに知らないことだらけだが。うちの中学は2,3年はクラスのメンバーが同じなのだ)。あ、どちらも中学時代に好きだったひとたちよ。

あ、わしの両親は、職場結婚で妻が1歳年上、という、昭和46年に結婚した夫婦にしてはわりと今日的? な夫婦だったが、コレってその後の萌えツボに影響するんだろうか(上記の条件をクリアしそうなのが「職場結婚」だし、女が年上なカップル好きで読もうとする*1し。脇役夫婦だと「赤ちゃんと僕」の木村成一と智子ちゃん夫婦好きだったりするし→あまり嫌いな人いない夫婦かな?)んだよ。

*1:セブンアンドワイの「みんなの書店」の「読書歴20代編」。小説に女が年上というカップルが妙に多いので