「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「キラメキ☆銀河町商店街」7巻あんど8巻

2月27日発売のザ花とゆめに掲載された、101Pの長い読みきりで完結した作品の単行本を、一気に2冊紹介しておこう。
8巻収録分なんて、掲載期間中(まるでプライベートの難儀さから逃げるかのように汗)ギャーギャー騒いでいたもんだから、今読むと気が抜けるような。後日書く予定の「MOMO」ほど、単行本における新発見ないしね(苦笑

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表紙に関してまず言うと、7巻は三宅姉妹あんど黒須兄弟*1。8巻はミケクロとサト。クロが真ん中で、サトとの間にちょっと距離がある。この表紙はある意味この巻の内容をけっこう語っているよなあ。

7巻は中表紙も表紙と同じ4人。飛鳥の微笑み方がなんだか大人だ(笑)。
8巻中表紙はミケとサト。ミケに釣られたかサトもいたずらっ子な表情で。髪あげてブラの上に半袖パーカ、ホットパンツというカッコ。スポーティあんどちょいとだけせくしーってトコですかwww 9巻で明らかになるほどムネあるように描かれてませんがw ミケはタンクトップに星型ペンダント、ホットパンツ。こいつがこんな服着ても大して色気はアリマセンw(オイコラ)


7巻最初の話・31話は、飛鳥遥に、彼らと同じ学年のマモルの姉ちゃん・ミチル(漢字で「満」ね)というトリオのやり取りも○。ミチルさんちょっと百合キャラ入ってますね(笑)。

32話は「アド街ック天国」という番組の銀河町流パロディ。ディレクターがなんかオカシイ。でも、途中、マモルとサトの2人を撮影クルーがカップルと勘違いして声かけた時、サトはともかくマモルは否定しなかったんだよね。読んだ瞬間「これも伏線じゃん!」と思ったもんです。私も高校時代に経験あるのですが*2
キュー父子は「チョットマテ」なことを。執事ネタって……。
後この回は、富士ばぁ再登場とか、ネコミミつけたミケクロとかwww

33話。最後の商店街トラブル人情系の話といえそう。テレビの余勢で更なる集客を目指す親父どもはミケクロたち6人に戦隊もののパロディさせるんだけど、漬物屋の親父とそこの中学生の息子の親子喧嘩に巻き込まれて集客のもくろみ壊滅、てなところからの人情劇。
こういう話読んでると、中高年達は、よく働くこの子達見て「うちの子たちもこういう風になって欲しかった」とか思うかな?

34話は忘れ物を取りに行ったミケクロが、夜の校舎でふたりでドッキリ、な展開。美人だけど暑苦しい恋愛指南役の姐ちゃんが初登場。このキャラけっこう惜しい気がするw

35話はサトがメインで、初めて漫画をきちんと描いて投稿するお話。後から読んだりぼんの武内こずえの話と比較してみたくなった。冒頭の、小学校2、3年くらいの泣いてるサトと励ますクロが可愛い。恋を自覚したミケが、散っちゃい子達にからかわれてるのを見て噴いちゃうサトは、自分の好きなひとが彼女を好きだと知ってても、噴いちゃうほど彼女を憎めないんだよね。複雑。

36話。前の話で投稿した話の結果も出るし*3、マモルはサトがクロを好きだと知ってたと言うし*4、GWのとっかかり、むっちゃくちゃボルテージが上がった回なんだよね。11月に単行本が出た時点で遠い目をしてましたが(汗


8巻は、前巻の引きのボルテージのままカップル成立まで突っ走っていく感じですわ。37話は「嵐の前の静けさ」だけど。

38話。商店街が七夕祭りに向けて動いていく中、いつもと違って見えたサトの涙に動揺したままのクロ。だから彼は様子が変だし、サトは一番星に顔を出さない。男子3人になった時にサトとクロの状況を見透かしたマモルはクロの頭をはたく。ついて行けてなかった割には、覚醒した瞬間まっとうなことを言ってたキューが印象的だったっけ。結局B型2人が、気づくの一番遅かったんだな。
(仮病を)見舞いに来てうっかり聞こえたサトとイバちゃんの会話でサトの本心を知ってしまうミケ。

39話。妙にサトがらみでクロに突っかかるマモルを見て、マモルをつつき、やっと自分がサトを好きだと自覚するマモル。「今!?」というクロの耳元の書き文字は、おそらくけっこう多くの読者の代弁だったに違いない(笑)。けっこう行動理不尽だよね(オイ
イバちゃんが、好物・りんご飴を買ってきてくれるという妹弟を送り出した瞬間そのりんご飴を持参して現れて凹むキュー。内心でツッコミ入れつつも、いつのまにかキューの話がサトに飛んでいるので話に乗っかるイバちゃん。サトとミケは河原まで移動するカットをふたりそれぞれモノローグ付きで追いかけて、河原でふたりが対峙して引き。

40話は、ミケとサト対決だよね。ある意味。でも、サトが告白するって決めて、話し合いが終わって、2人で焼きそばなどの祭り特有の食べ物を食べる後ろ姿は、友情そのものの姿だったと思います。それでも、自分のプライベートが当時グッチャグチャだったから? サトはこんなにこじれる前に告白させてあげられたら良かったね、と思ってしまった。

41話は、単行本6巻や、この次に収録されているイバちゃんとこの双子の話が載ったザ花とゆめの発売が、5日間に固まってたせいで祭り状態だったのですが。とりあえず、読者は誰に感情移入してこの漫画を読めば一番面白いかは描いてある話でもありそうですな。野次馬な、クラスメイトや商店街のおっちゃんおばちゃんたちの気持ちで読めばいいんじゃないかとwww
細かくは2008年8月20日前後のこの日記参照してくださいませ。えっらいテンション高いですからwww

最後にイバちゃんとこの双子の話が入って、終わり。この双子の10年後高校生バージョンの姿が描いてあったんだけど、同じページの髪の伸びたイバちゃんの後ろ姿の横に書いてあった描き文字が自分的に気になったが、これはウラ感想で書こうと思います。

7巻は、6人全員のバースデイと身長が判明。サトだけ予想通りだった。クロは思ったよりあったし、イバちゃん・キュー・マモルはもっと大きいだろう、と長身な分ひとの身長を妙に気にするワタシ(ほっといて……落涙)。

8巻のおまけカットはみんなそれぞれメガネ使用。最終ページのサトとマモルのはパーティー用な感じw 小さい円の中で泣き崩れるサトの頭をよしよしと撫でるマモルが良いっすわ。

マモルは最近発売された最後の話でも、ブチかましてくれてるので、ギャラの支払いが遅くて買えないのが悔しいです(泣

2日分ではLaLa感想行きますわ。

〜〜3月4日追記

toldo13さんとこのキラメキ記事「http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20090223/p1」にトラバ貼って失敗したのでこれでどうだとやってみる。はて。

*1:座ってるであろうミケクロの背後に腕絡めるように立ってる兄姉コンビ

*2:気になってた子と噂になってた時笑ってたが向こうはムキになってた……そういや高校時代、ホントに好きだった子と隣に座ってたら、中学生にその時代の最新流行語でからかわれた、私はその番組を見てなかったからからかわれてたとわからずぽかんとしてたので、向こうがやんわり「違うよ」と否定した、なんてこともあったな

*3:これは気づかんかったな汗

*4:イバちゃんには申告済み