「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

初夏からずっとやってたネタに絡んで

この一連のエントリ(基になったエントリが別にあるのでそちらも見ましょう。こちらにトラバ貼ってよいのか気になってちょいとドキドキものだが)を読んで、昔自分が嫌だった呼ばれ方に対する気持ちの理由がわかった。

新しいところでは、一部のガンダムW同人関係者が呼んでいた「バニー」。由来は、家の押入れから昔モダンバレエで使った黒い、布と針金で出来たウサギの耳が出てきたので、「コスプレできる」同人誌即売会限定で「お遊びで」つけていたのに由来する。つけ始めた翌年の1999年がウサギ年だったからね。
呼んでいた連中にとってはそれが多大なインパクトだったのかもしれないが、そう呼ばれるのは内心ではすごく嫌だった。面白いこと思いつく奴らだったけどね。キオスクの先輩からは「女のジャンボ」とも呼ばれてた(由来は背が高いからさ)。背が高いって覚えられやすいけどさ。

あたしの場合、本名や、ペンネームやハンドルネームを崩して呼ばれるのはいいんだけどね。べにすずめを「べにさん」とか「すずめちゃん」とか、香葉子を「かよサマ」(これには驚いた)とか。本名はとても崩しにくいファーストネームなので(ちなみに誰の苗字のあとにつけても妙にしっくりくるのが妙な名前である)、崩されたことなかったから今喜んでいるだけなのかもしれないけれど。本名は隠しておきたいからPN(はあったほうがかっこいいと思う浅はかな気持ちで始まったけど今は正解でした)やHNを使うんだけどね。本名の自分は本当の自分じゃない、という感覚は以前は多少あったのかもしれないけど、今はどっちもあたしかな、人間は多面的でひとによっていろんな見方があるのかな、自分の中にいろいろな部分があるのかな、と思うようになったので(自分の中の「ひとでなし」なルール破りな部分はどうにかしないと思っておりますが)。

ということは、そのひとを「そのひとと特定」しずらい、一般名詞的な(しかもどこか侮蔑感のある)あだ名ってのはひとに悪印象を与えるのだなと。

あ、ということは。
マリみて読者さんのホムペ行く度に「ごきげんよう、お姉さま」と挨拶されまくってた時期があった上に、読者じゃないのにわたしを「姉さん」と呼んでいた若い男の子がいたけれど、前者は読者だけに通じる冗談として楽しめるのですが(しかしどこへ行っても、てのはそんなにあたしは年上風ですかそーですか)、後者の場合は、長幼の序を単に重んじるタイプなのだろうか(と言うと韓国っぽい流儀だよなーこれ)。
この「お姉さま」とか「姉さん」とかって、あなただけをそう呼びます(マリみてのルールだってそういう趣旨なんだしね、だからこそあの小説は「エス」の正当な後継者として人気が爆発したわけで)と言うのだったら嬉しいんだけど、たまに女性で年上の女性だったら誰でもそう呼ぶ女性がいるんだよな。「この子にお姉さまと呼ばれるのなら嬉しい」という感覚で受け止めてたけれども、今思うと複雑だ。まあたまに、実名を出さないほうが良さそうな年上の女性のことは「お姉さま」と書いていましたが(反省しようかなこれ)。

今誰かをお姉さまと呼びたいとかいうのは、ないな。


あ、あたしの関連エントリはこれこれ