OF幻想について考えてみたい。
毎週たち読むモーニングに、今週は、柴門ふみ「華和家の四姉妹」が載っていたので読む。世界旅行に出ていて客死した母の日記が明らかになる。「さっちゃん」だって。何かを物語ってるね*1。
この母は、在りし日から、かなりの嫌悪感があったあたしである。違和感か?
やたらとダンナを信じてる妻が浮気された、というのは一条ゆかりの「うそつきな唇」にもあったな。この(主人公の不倫相手の)奥さんは、「華和家」のママとは考え方も性格も違ったかもしれないけど。
あたしはこのママを通して、OF幻想の問題点を既に見ていたのかもしれない。
日記を見た末娘が「パパなんか嫌い」というあたりこのひとの娘だな、というものを感じる。次女がママだけが自分をわかってくれたと言うのは……さすが母、とも、母が都合よく考えてたんじゃないの? とも思うけど(この次女は、30歳バツ2で子供2人、「男はよってくるも幸せは寄ってこない」女)。
ん?
「男は寄ってくるも幸せは寄ってこない」?
次の次のエントリに続く。
単行本が出てるので、買おうか?
- 作者: 柴門ふみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: コミック
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*1:別に年上の人からそう呼ばれてるのならいいよ。年齢差ってのは逆転もしなけりゃ縮みも広がりもしないんだから。でも五十路も後半になった自分の自称が「さっちゃん」てのが薄気味悪いとあたしは思う