「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「名前のない絆」

いきなりで申し訳ないが、以下のサイトの第23回を見て欲しい。
http://figaro.loversoul.jp/20050617.jsp

これは、今年2月2日の日記にも書いた、女の子同士の関係、いわゆる「百合」を書いたお話、というか、ゲームの企画書(なのか?)、というか、結構説明に困る代物である。ところがここに大事なことが書いてあるのだ。

31歳で娘がいる女性をメインヒロインに、中学3年生の少女が大人の女性3人と「偽姉妹」関係を結ぶのが基本設定のこの話。
彼女たちの関係は名前がないのだ。
ここで、原案者の中里一氏はこう書いている。
「親子や夫婦の絆のありかたは社会的に定められているのでなかなか好きなようには出来ません」
「絆のありかたが社会的に定められていない――これが百合の強みです」
だけど。
絆の名前がわからないから人をひきつける。
これは全ての「やおい」の基本なんじゃないだろうか。
男女でも男男でも女女でも。
女のオタクは人間関係に惹かれる。
南海キャンディーズのファンにどのくらい腐女子とその予備軍がいるのか知りたくなってきたぞ。数によっては「AERA」さん「SPA!」さん出番でっせ(関西弁がふさわしいなあ)。記事にするのはふたりが結婚してから笑い話にするような感じにすると誰も傷つかなくていいかもしれないが。
彼らの関係も絆がわからない(というか漫才コンビが全てか)。
結婚すること(もっとつっこみたいがここではあえて言わない)によって変わってしまうのを恐れている人もいるかもしれない。
山ちゃんは男性だけどなにを求めて「結婚する」って言い出したのか。
いや、本人たちは自分たちの関係のわけのわからなさをわからないながらも楽しんでいるのかも。

全てのオタクが読むべきであるようなすごいテーマを扱っているような気がするのに、書き人がわたしで申し訳ない。大きなテーマを吊り上げすぎた。
1000字じゃ足らないと思う。
何が言いたいのか。
冒頭のリンクを見て貰えるとなにかわかるに違いない、が中里氏、そんなに親切じゃないので頭に自信のない方はご注意を。

男女を論じるネタに使ってごめんなさい中里氏。

本日3時、WEB拍手ありがとうございました。