「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「性別が、ない!」ということ。

新井祥さんのこの本、図書館にあったんで読んでみました。昔話、セクマイや差別について、男女平等について、女性の社会的立場の向上について、外見の性別に迷っていた頃の日記、などが書いてあった。時代解説本的な要素が強いと、あとがきで自虐してる。
知っている話も多かったけど。

印象的だったのは、現実味のある性教育の授業を取り入れた方がいいという意見と、タイでトランスジェンダーを見破れなかった話(フランス人はどやって見破ったんかな)。ひとが生まれる前に、生まれないで流れた上の子がいると、前の子の遺伝子情報を受け継ぐ場合があるらしいそうだ。最後のは知らなかったことなので。新井さんは、前の子が染色体異常だったんじゃないかと読んでいた。

ある程度知識があるとスルッと読めてしまう本。私にとっては、軽くないけど、サラッと読める本でした。