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そういえば種村さんは、15日に次の「桜姫華伝」1巻が出ちまうんだ。いい加減やっとかんとまずいわねwww
発売日を10日遅らせてまで気合入れてつくられた表紙です。きらきらした効果が、なにもそこまで……と最初は思ったけど、似合ってるよねえ。
遅れたあたりは、割と種明かししてくれる作者さんなので、彼女本人のブログへ行かれることをお薦めします。
中学生男女の超能力者コンビが、上司とも連携したり学校へ行ったりしながら協力して地球外生命体をやっつける。そんな中ヒロインは相方に恋をしてる、という状況の3回連載。
この頃の種村さんのファン*1は、彼女のブログの内容で一喜一憂してたなあ……と、ちょっとトオイメになる時期に連載開始したんだよね。
種村さんの作品は、最初は「うーん……」と思ってるんだけど*2、いつの間にかけっこう引き込まれているらしいワタシ。
初めて読んだ時に連想したのは、藤崎真緒*3の漫画と「ヤッターマン」だった。そういう、昭和の頃の正義の味方っぽいキメ台詞とかあってさ。
……それに可愛いラブコメがプラスされてるの。
だからりるさんには向いてるかな、と思ってはいたんですよね(笑)。
カラー口絵に、キレイだけど生々しい横から見たヌードのカットがあって(汗)。細いんだけど程よく脂肪がついている描かれ方で、このひとボディライン描くの上手いなあ、と本気で思いました*4。やわらかくて。
この本では、普段はあまりしない赤面顔にも萌えました(笑
いい例が、172Pの「心の準備ができてないの」のあたり。あのシークエンスで、私はこの本を買うことに決めました!(爆笑
もひとつ今見直して良いっ、と思ったのは、赤面銀色君バージョンで、53Pあたり→1話目終了直前付近です。タチキリ多くてページ数が数えづらく今回ちょっとそれは泣かされました。汗
2話目以降はイバ子がしゃべってて、それが更に笑いを誘ってくれます。単純なデザインなんだけど。
ぬいぐるみ欲しくなりました。
もとは、妃ちゃんの学校のお友達・鏡美ちゃんからもらったぬいぐるみが実はイーバと呼ばれてる地球外生命体だったんですが*5。
76P。こういう説得の仕方って、お話でよく男の子がやってる気がするけど、ちょっと自分の人生を振り返ってみようw
96Pの、小さいコマの中で幸せを実感している妃ちゃんが可愛い、とか。こういうコマの顔が、実は種村さんの場合いちばん好きです。
102P、息が合ってる2人が良いなあ。
本当に可愛かったです。
種村さんの本を純粋に趣味で買ったのって、そういえばこれが初めてだなあ。
ジャンヌの1巻の時は「オタクだったら買っとくもんかな」というあまりよろしくない理由で、一昨年夏に紳士同盟クロス1巻を買ったのは当時少女漫画を読むお仕事してたからだしなあ*6。
最後の番外編のパンチラ未遂のあたりは、「目的を遂行するための方向性は間違ってないし、それを遠隔操作できる手段と言ったらそれしかないんだが、個人的に好かない手段だった」ためそこだけ減点したんですけどね(苦笑)。
種村さんで、こういう、明るくて可愛くて楽しいラブコメを、1年半から2年くらい見たいなあ。
本気でそう思いました。
1回ココであげます。
次は、2月15日に読んで、低迷時代のライオンズを連想させられた酒井まゆさんの「MOMO」ね。先でも書くけどこちらはひょっとしたら、今年最大級の話題作になるかもよ!
*1:とりぼん自体の読者さん
*2:中学生の男の子が、「相方」の女の子のムネにあんなわかりやすく執着するもんかな、とかね。まあ、シンクロ読んだ時も「ちょっと待てよ」な感覚を持ったのですが。ミスフォの初回の場合は、2008年6月4日の当ブログ記事見るとわかるけど、ミスフォとはちょっと食い合わせの悪そうな作品を前後して読んでいたのです汗
*3:後で感じることですが、実は、種村さんと藤崎さんはけっこう似た絵が描くタイプな気がします。あと、CLAMPの初期のにも近いかも
*4:本人は、ブログで、ひとの顔を描くよりも、体を描く方が自信があるらしいようなことを言っていましたが
*5:初読時点で「あ、これは問題の生命体やな」とわかりましたw
*6:そのお仕事がきっかけでキラメキやキス早を知って、りるさんやいろんな今日のマイミクさんに出会えたんだなあ、と感慨深くなりましたが