「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

りぼん2009年1月号

コレだけ更新遅くなりました。
こちらもカレンダーが付録にあり*1、表紙で戸惑ってるくの一っぽい衣装の子の衣装の青い色がすんごくキレイで感動したという(なにそのマニアックさ)。相変わらず睫の描き方は苦手ですけども(ファンの皆さんごめん)。

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まずは巻頭カラーで連載開始な種村有菜「桜姫華伝」。

ロゴが和風でカッコイイっすね。
扉の前のカラーページが、無邪気に可愛く笑うヒロインの笑顔を見る男性の視点で語られているのからしてやや気になると後から思ったり。
いきなり、泣き叫んで結婚を嫌がる14歳の娘さん。「なんでたった14歳で結婚しなきゃいけないのっ」と現代的な解釈を叫ぶ彼女に対し、この時代コレは普通だと言う女房*2
先に書いちゃうと、どうも姫が結婚を嫌がっているのは、途中で許婚に裏切られたと感じる出来事があったからなのかな? と思える描写があったデス。
どう見ても動きにくそうな衣装で木にまで登ってしまうあたり、瑠璃姫を上回るおてんばさではありますが。いや、けっこうけっこう。
御簾の中にいるのに扇子で口元隠してて*3
朝霧ちゃんが可愛いなあ、とか、白夜さんというばーちゃん巫女さんがいい味やなあ、とか思ったり*4
くるくる表情が変わる姫様やなと思いましたけど(ふにゃんとした時や笑ってる時と、凶悪なカオの時の落差がすごくて)。

「舞台は平安時代」という予告を、予告時から信じられなかった根拠のミニスカ衣装ですが、こういう超常現象と戦いバリバリな話なら、いいや! と思うことにしました。最初剣を使いこなせないというのが納得できたから、いいことにする。

ちょっと混乱する引きでしたけどね。


「MOMO」

扉絵で蜂の着ぐるみ着たモモちゃんがかわいーっ!
本編は、ナナギがつかみづらいね。
夢ちゃんのバイトのお給料が出て、プラネタリウムを買ってあげることが出来ました。モモちゃんの笑顔ったら!!!
超能力をぶつけようとする相手に、ロ−ファー片方を投げて対抗しようという夢ちゃんも発想がすごいが。で、コレがヒットして相手の戦意を削ぐという効果を生むのは、うまく生き過ぎとも言えるけど、何も出来ない子ではないというのはいいよね*5
モモちゃんが夢ちゃんの膝に乗って、夢の声で星の解説を聞きたいと言って、聞きながら突っ込みも入れているシーンが気に入ってます。
しかし、種村さんのオーバーワークが取り沙汰された今年だったけど、酒井さんも相当じゃないかしら、と思った増刊号と最新単行本の予告でした(滝汗)。

「株式会社ラブコットン」
居座りさんの真相がああだったのはけっこう意外だったんだけど、「どういう客層が通るかも考えて出店をすべき」というのは、やっぱり大事なことかな、と。
ラストページのあのモノローグがちょいと気になりますが。

「フライハイ!」
1話使ってひねり入れて来た話という感じかな?
いけるところまで頑張って欲しい感じがします。

「マンガのマ」
今回珍しく武内さんの作品も読んでみた。ヒロインの顔は苦手だけどお母さんの顔は上手いなー、と妙なとこに目が行く私(苦笑)。
これは漫画家になりたい女子中学生のお話で、増刊の前の号に載ってたののシリーズ2作目らしいですな。
憧れ雑誌の常連投稿者が同じ中学の同級生、で、しかもオトナっぽい美人というのはちょっとドキドキ*6。こちらもヒロインより顔の描き方が好きだったり。ヒロインも、髪あげて眠そうな顔してるコマのが好き(何故かしらん?)。
似たような話(雑誌にはじめて漫画を投稿する話)を先日キラメキのサトで見た、と思ったら、先日出た7間収録分か。じゃあ7巻感想書く際にこちらとちょいと比較してみよっかねw
ラスト近くの、美人ちゃん(宇佐美さんという名前でPNが「稲葉ウサギ」だそうだ)が好きな漫画を書いたひとの真相は……ある意味お約束なのかな?
いいなあ、10代って、って、そんな気持ちになりました。
ラストで、ヒロインは自分のペースで行こうって成長も見えるしね。
ちょっと良いシリーズかもこれ。

「君は坂道の途中で」
こちらも、ヒロインが両親と向き合うことにして一歩前進って感じだね。
けっこう、ヒロインの周囲の人間が、彼女を「腫れ物に触るような扱い」に近いことをしている部分がある、ということを看破したか、突き放す千治*7
周辺の人間関係もけっこう動いてる。
ハッピーエンドはもうすぐっぽい感じでした。


こないだも思ったけど、漫画雑誌の感想ってこんなに疲れるもんだったかな。あとでいくらか修正するかもしれません。
出羽もう寝るかね。とりあえず日付またがないで良かったぜ(ホッ)。

*1:あんた、LaLaの時それに触れてなかったじゃない、と言う方がいらっしゃるかもしれませんが、買って運んできた袋が家の中で行方不明で、まだ見ていないのです泣。馬鹿だなああたし

*2:って、この「女房」って言葉まだ本編に出てきてないねわからん方いたらごめん。時代背景上必要な言葉は少しずつ出していくのかな?と、私も平安時代ってのは、「なんて素敵にジャパネスク」を友達と図書館から借りてくらいしか読んでないからねえ

*3:御簾から出てきて喧嘩するのも良いですな。御簾があるってことはこの時代の成人式済ませてるのともツッコもうと思えば出来るのですが、まあ、所詮「ジャパネスク」止まりなヤツの言うことですし

*4:アニメ化するならこのヒトは、幽白の幻海ばーちゃん演じた方でお願い♪

*5:意外と、こういうケースの一般日本人代表って、その当時の日本人の平均よりも、強靭な精神をしているように描かれてしまうことがあるみたいですが

*6:仲良しさ加減が炸裂気味なので、百合好きさんに薦めてみるかコレ?

*7:彼の名前に「治す」という字が入ってるのも、これに何か意味を持たせてたのかな、と今思いました