「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「別冊図書館戦争Ⅰ」読んだよー!!!

本の内容が内容なので、こんな歌詞を持つ曲から始まるaikoの2ndアルバムをBGMにしてこのエントリを書くことにします。

ハイ、読み終わりました。
シリーズで最速ってくらいのスピードで読めました。本当にさくさくと。


4冊目の「革命」がやや読みづらかったのと裏腹というくらいに。日常の中の小さな事件と、事件のために走り回る連中の恋愛ネタが1冊の中に5編、という構成は読んだことでもあるのかデジャヴさえ味わったくらいです。好きかもしれないこういう構成。中学時代の愛読書がアタシと同じだけあるのかこの作者さん(同世代ですんで)。

ただし。
読み終わってからどっと来ました。
ひょっとしてものごっつい本の入れ知恵されてましたアタシ?

冷静になって考えたら……うーん。
当時のいろいろな(本当にいろいろな)状況を考えると、ねえ……(わからない人にはわからなくて良いですから)。

とりあえず、先行きましょうか(はぁ)。



冒頭の柴崎と小牧教官の息の合いっぷり! ああ、このふたり恋愛関係にはならんわ、と内乱で柴崎が言ってた通りもあったからか納得した。ネタは手塚の恋愛遍歴が透けて見えたというネタ。
そやってたどり着いた病院では、発売当時、ネタバレ感想を書いて私を撃沈させてくれた友人も入れ知恵主も異口同音に「やられた!」という趣旨の発言をしている郁ちゃんの林檎の皮剥きっぷり手つきの危なっかしいこと。いやー、そゆものはまず6個に割ってからではないですか? と思うお姉さん(爆笑)。まあ皮しゅるしゅるのが見栄えするんだけどね。ここは台所に立つことがある者として、当時双方に聞いた記憶がありますね。

24Pラスト5行。あのー、堂上教官ねえ、朴念仁タイプというか堅物タイプなはずだけどなんですのその……ああ、これが、もうひとりの「センパイ」が言ってた「殺し文句のデパート」ってヤツか!(爆笑) 
男って、恋愛に敏くなったり殺し文句言うようになるキーポイントって何処で来るんだろうねえ。

復帰1日目をキリッと部下としてだけの顔で迎えた郁ちゃんに比べ馬鹿騒ぎの種にしている特殊部隊の隊員たち。楽しいですが馴染むのも大変な側面あるんだろうなー。堂上班てある意味繊細そうな人たちばっかりだし。

事件は毬江ちゃんが第一発見者になった研究本の盗難事件。手塚とふたり、いつまで学生に見えるのやら(笑)。でも囮捜査の場面って好きかも知れないワタシ。

55P。そーゆー合理的な考えの人って好きだなあ。そうそうないケースですが(笑)。


第2話からは、いちゃつくのは好きだけど……というのは女には多いですが、という話がここから3つ? 続きます。
P.67。うーん、この種の冗談は読む分にはすごく好きですけど。
思考のダダ漏れが、酔った挙句にこういう方向で出ると、当人が振り返る段で恐ろしいよなあ。らぶいと帳消しになるようだけど。
この回の事件は酔っ払ったおっさんが館内で居座ること。どういう事情かはスパッと読めた。

第3話。文面的にはいちばんえろなこと書いてある章のような気がする章だと思う。まあ、入れ知恵された挙句固まったのはこの次の章に書いてある、「この本がいかに激甘でとんでもない内容かを一発でわからせる」部分だから言ったんだと思うことは思うけど(そういう趣旨でもないとねえ……今思うとひどい解釈浮かんじゃうんだよねえーニヤリ)。
お付き合いの進展とそれぞれのお友達の恋愛事情トークから。柴崎は……世の中シアワセな恋してるひとばかりじゃないんだねえ、と思いもするし、柴崎はひとを信用できてないからなあと思うと「乙女ちっく漫画」全盛時代の「闇雲な純粋さが勝利する」になっちまいかねないし*1
「危機」で毬江ちゃんが小牧さんに言った「上書きして」という台詞はこの章の「意向のすり合わせが出来ている」という部分への伏線だったんだな、と私は思っています(出なきゃあんな台詞出ては来ないんじゃない?)。
個人的なことを言うと、「怖い」って思ったことあったかなあ、という部分が私にはあるので(昔過ぎて忘れたのかも汗)、二人の言い分がどこかわからない部分があったりした(乙女失格や)。

P.122、4行目。あのー。もしもし?

で、バレンタインネタも絡めて、末っ子でも紅一点だとこういうもん? と疑問に思うあたりがあって(やっぱあれって郁ちゃんのお母さんの疎外感からきてんだろうなーと思うんだが)、なんかキス早で最近こういう展開見たなー、とデジャヴ起こしたりとか(だからLaLaなのか!)あって、火災報知器の警報が鳴って。行方不明者発見の功労者は郁ちゃんでした。

割と大事なことが書いてあるけどここを省いて章のラストは、うわ。スキンケアやったげるって……昔柴門ふみが「エステは女のソープランド」という言葉を言ってたことがあるんだけどそんな言葉を思い出しちまいました(意味は読んだひとだけ納得してー! これは「強いお酒をちょうだい」モノかも。今あたし弱いからビールがジョッキ?,5杯で潰せるかもね)。



第4章。ここに書いてある何を入れ知恵されたかって……書かないでおくわけにいかないのか。あたし、堂上教官が何を理由に「(前略)何か噛んどけ」と指示して、結果入れ知恵されて固まる破目になったのかを当てられなかったんだよね。結局。
その前後は読んでる分にはおかしかったけども、いいよねえ、あたしゃ贅肉いらんわあ……(しかし女の手の内見せすぎだよこの小説。アタシは楽しいんだけどさ)。あ、175P、そういうことを言うなら命令形は絶対ダメだと(笑。でも下手に出るこのひとって想像できんなあ)。
タイトルからしてなんちゅうか。
この章での個人的大ヒットは狙撃担当のよその班の進藤さん。「いろんな意味で育てた奴の手柄だろ。人が育てたもんに指咥えるほど落ちたくないもんだな」という台詞が実に秀逸でした!
あとは……あたしも図書館で嫌な思いをした経験が少ないせいか、危険な場所だって認識がない。でも今回書かれた事件はここまでは今日あたしたちがいる世界でも起こりうる可能性がある出来事と考えられる話。


第5話は、差別語問題と、ここでこう来たかというけっこう激しいかと感じる攻防と、その裏でプロポーズという。
あんた数字詰めにしてそうきますかい! 唖然としましたこれ。



とりあえず、非常に読みやすかったけど、読んだ後でかなりどっと来ました。
「甘い」というんじゃなくて、何か別の表現で紹介したい本ですわワタシには。
とりあえず、8月10日発売の2冊目に間に合いそうで、良かったです。

リクエストもらったんで急ぎ気味で書いてみました。

なんか、書きたいことを何割か隠して書かざるを得なかった本でもあるとは言っておきますわ(苦笑)。

書くのに約100分かかったよ!!!

別冊 図書館戦争〈1〉

別冊 図書館戦争〈1〉

桜の木の下(SACDハイブリット盤)

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*1:太田裕美の「木綿のハンカチーフ」って闇雲な純粋さが距離の遠さに負けたって歌だったと思うんだけど違うだろうか、ってここで書く話じゃねえか