「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

LaLa (ララ) 2008年 08月号 [雑誌]

LaLa (ララ) 2008年 08月号 [雑誌]

毎月24日前後の恒例行事・LaLaの感想でございます。購読開始して1年になりました(笑)。
あれから1年かあ……(としみじみ書いてみると、すごく重い気が個人的にはする)。

表紙は「夏目友人帳」。巻頭カラーは連載50回目前であおってる「金色のコルダ」(長いの多いよねLaLaも)。


今月のLaLaっておいしい情報が山のようにあるんですけど(汗笑)。

先日やらかした大失策が意外と堪えているらしく、キス早読んでも例月よりテンションがあがってないぞわし(5月の3巻発売からそうなんよね。まあ、3巻レビュー書いたのおなじみ? の4人ではわしくらいだし 、花ゆめと同時発売であの号は心拍数上がりまくりだったしさ)。

今月号の重要事項としてはまず、なかじ有紀「ZIG☆ZAG」が、作者の右手首関節炎によって休載。 寂しい。

森生まさみ「きゃらめるBOY」1巻ですが、先月あたしがめちゃくちゃ感心したカットが載ってる回は今回収録されんらしい。残念!

橘裕「かな。かも」3巻も7月5日。

8月5日発売が「図書館戦争」2巻と、新人の「笑うかのこ様」。後者はシニカルで変わった少女マンガをお届けだ(今月号にもあります)。

文庫版が7月15日に、「まるいち的風景」(これ好きだったんだよねー)2冊と、「天然素材でいこう。」完結巻ですか。

以下は感想ですんで閉じましょう。印象に残った台詞は引用してみました(ごめんなさい)。


まずコルダは、月森くんのお坊ちゃま・サラブレッドぶり大爆発かな。で、私は、漫画のキャラでも芸能人でも、昔から、親しみの沸きにくい人には興味が持てないタイプなので、正当派王子さま系はだいたいいつも二の次になるんだけど(こういうタイプはこの漫画やゲームを好きになる者としては異端児のような感じですね)。

志水くんが背が伸びたと指摘している場面が好きです♪ 香穂ちゃんやや身長大きい設定だから(今の感覚じゃ普通かな、いやいや)、この種の台詞も真実味あるなあ。
なぜか今月コルダで一番好きな場面はここですが、一番香穂ちゃんが気にしてるのは月森くんなんでせうか。作品の雰囲気では仕方ないか。
彼に絡む宮路さんて女の子もちょい気になるね。美少女で、自信ありげで、でもその自信が根拠のありそうな感じ(最後のはポイントだと思う)。
ラストは、ああ、こういう、前に名場面でチラッと見たののデジャヴみたいな流れになるのかなと直前で予想できました。

始めたからにはなりふり構わず全力で行くし 周りの目を気にして萎縮して… 立ち止まって何になる? それこそ「今更」だろ?

コルダからはこの台詞を。


ホスト部は、光(双子の片方とのこと)がハルヒに告白しているところから始まった(汗)。
遅れて心拍数が上がるのはハルヒらしいのかもな(爆)。

ガングロ少女のメイちゃん、いい娘だなあ。
この流れでハルヒは結構すごい台詞を言っていたりするのだが、ここでは引用しないので(ホスト部からはもっと大きい台詞を後で引用するから)、自分の目で確認してくださいな。

結局、ハルヒと光の関係は収まるところに収まるのですが(という表現にさせてもらう)、彼が環に言った台詞を引用するね。

(前略)部の雰囲気壊して殿を不安にさせてたならそれもゴメン。でも僕らはそんな事で壊れる仲じゃないだろう?
殿 本当の家族だって心が離れてる人達もいるよ。けど その代わり家族じゃなくたってもっと強い絆で結ばれてる関係もあるんじゃないの?(後略)

引き方はギャグですが、上の台詞は初読時から引用しようと決めてました! 今月かなり刺さった台詞です。



ちょっと江戸まで」は2回目だから……世界観がつかみにくいような……頭の額縁*1はずして見た方が良い作品なのかと思ってみたりする。
津田さん自由奔放にやってるなあ。
ソウビちゃんが編入するクラスメイトのノリも「額縁」外しておいて見た方が良いかもしれないな。
前回の引きでチラッと出て私のお友達たちを驚かせた髪の長い美少女? も、フルネームがわかって。袴姿に帯刀でちょいとりりしい感じ、だが、ソウビちゃんを見る目についてはやはり額縁はずしておきますかね。
あ、江戸時代の行政(って言葉をここで使って良いんでしょうか)の仕組みが今回もチラッと出てまいりましたが、この漫画では当時の行政の中からこういう部分を拾って採用していきますよ、という解説と宣言なのかもしれない。


最大お目当て・キス早は1P目からやや「ぎょっ」とする台詞が登場した。えらい久々にお出迎えコスプレやってるのにね(笑。そういえば今気がついたけど、この状況で新聞の集金とか来たらどうするんでしょうか。もうよくあることとかって思われてるのかな笑)。
昔のドラマの典型な雰囲気の教頭先生がアパートを抜き打ち訪問する、と読んだ先生が、学校向けの設定どおりにブンちゃんとてっぺいくんを龍先生のところで寝泊まりさせるというもの。
ブンちゃんはすっかり恋してますモードなので(可愛いなあ)、最初から寂しがってます。
いつもと違う分、「いつもより先生が『先生』に見える」ので新鮮ではあるようですが。
龍先生が作る夕ご飯をおすそ分け(この中のひとつが可愛いの♪)しながら時間は過ぎます。

今回私は、ブンちゃんはやはり、10代半ばで両親を亡くしたのが影響している上に小さい弟がいるからか、甘えられるのには慣れてても人に甘えたり遠慮なくものを言うのに慣れてないのかな、とそんなことを思いました。まだ矯正(矯正言うな)可能なトシだけど。
てっぺいくんと手をつないでアパートに帰ってきて鍵を挿そうとして「ブンちゃ! そこまーくんち!」と指摘される場面が、構図からなにから好きです(実は構図いいよな田中メカさんて)。
泣き出すブンちゃんを体ごと包んであげた上で上司にも怯まない(更に上の上司=校長が割りと味方っぽいしね笑)まーくんっていいなあ。
顔をぐしゃぐしゃにして泣き出すブンちゃん(なにやっても可愛いなあこの子)が寂しいと本音を言う手前のまーくんの台詞が10話目のブンちゃんの台詞と対になってるな、と思えて、あ、初読であたしでもこんなこと思えるんだ、と、自分のキス早大好きっぷりに呆れもし、少しだけ感心もし。
スト2ページくらい単行本で描き足して欲しい気もした。
で、たまにこの漫画って、主人公ふたりが密着しすぎて(るのとアングルなんかのせいで)どういう状況なのかわからないことがあるんですけど……あのー、ちょっと待ってください「キスよりも早く」ソレですか(苦笑)。
書いてみるといつもと文章量変わんないんですけど(汗)。どうなってるんだろう。
悲しい話だが来月はお休み(号泣)。来月どうしよう(忙しくしてる必要ありそうね)。


図書館戦争」ですが、最近原作1冊目を入手して、2冊目も図書館から廻ってきたので(そして仲間もひとり増えたので笑)、出来ることが増えてきてますね。
鼻にバンソコを貼ってる柴崎がお茶目です(笑)。あと、ギョッとしたのが入浴シーンだった(笑)。
この一連のシークエンスで見せる柴崎の物見高さが良いですなあ(ホントコイツ柴崎好きだよね笑)。
お風呂あがりの状況でばったり堂上教官と出会うんですが、ここでの郁ちゃんの居直りっぷりもおかしくもあるし。
相当な至近距離でなんですが。

どんな理不尽に対しても臆せず怒れるお前の純粋さはきっとこの先大きな武器になる!

と言ったのは、このひといい上司だなあ、と感じたりしてました。

で、柴崎がいちばん気にしてた(笑)、郁の手塚への「お断り」。
理由はずれてるけど「決していい加減な気持ちで申し込んだつもりはない」というのは好きだなあ。
あと、笑う手塚も悪くないね(笑)。



人気が定着してきた? 読みきり「笑うかのこ様」からは台詞? ふたつ紹介。「冷静さ 欠いた時点で 負け戦」も教訓として良いんですが(ちょっとグサ。しかもこれそのうちゆずゆが言いそう……)。

多少作ってでも自分のいい面を他人に見せたいと思うのは自然な事じゃないの?

この言葉は、私が受け止めきれているかというと今でもやや自信がないんですが(上げ底がバレて嫌われてしまうというのはいちばんカッコ悪いと思ってたしね――「上げ底」ってのはムネのことではなく、人として自分を必要以上に大きく見せるような感じだととらえてくれるといいかな)。

しかしこのかのこって、「思春期の痛さ」みたいなのを自分が纏うことを極端に嫌悪しているんじゃなかろうか、と今回思った。自分を高みに置いてる部分もほの見えて、ある意味嫌なヤツと言える。周りにこんなのがいたと判明したら、私はどう思うだろうか。
漫画で読む分には面白いけどね(笑)。
あ、これ、来月も載るらしい。マジでブレイク中でしょうか?


出羽今月はこんなところで。

*1:あるサイトからいただいた表現なのですが、「固定観念」の言い換えみたいな感じで最近使用しています