「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

昨日は実は本屋さんめぐりをして、漫画の見本品をなるべく見た。持って帰りたかったがそれはかなわず、配布してた「ホタルノヒカリ」だけ持って帰宅。
見本読んだ中に、めっちゃ面白いのが。
田中メカキスよりも早く」。
5日に出たばっかの最・最新刊だぜ!
ちなみに同時に種村有菜紳士同盟+」1巻と槙ようこ「山本善次朗と申します」1巻も購入。領収書もらって。これらの感想は後日。

教師と生徒が隠れて結婚してるっつー、ドラマにも漫画にも過去にあったぞ、という設定に、わたし好みの「ティーンエイジャーが10歳ほど年下の子どもの面倒を見る」(実は、この手の代表作である「赤ちゃんと僕」だけこれに当てはまってない。主人公小学校5,6年だから)という設定が加わって。しかも主人公、可愛い顔して売られたケンカは買うタイプだから、なんか爽快な感じ。

頼りなさげだけど英語教師やってる通称「まーくん」と売られたケンカは全部買う威勢の良い女子高生・文乃は、表では教師と生徒だけど実は夫婦。「奥様越すプレしてダンナのお帰りを出迎えないとダンナがご飯を作ってくれない」と言うのが、毎回毎回のコスプレの理由になってて、とても笑えます。
ふたりが結婚した理由ってのがまたいい。80年代に2,3個あった「高校生偽装結婚もの」ドラマに相通ずるものがある気がする。結婚してることを隠さなきゃならないかおおっぴらにしてることに意義があるかは大違いだけど。
文乃には4歳の弟・鉄平がいる(これがツヤベタで可愛いんだ)。なのに両親は1年前に死んだ。それ以来親戚をたらいまわしにされてて、ある日意を決して家出して、公園で子連れでおっさんとエンコーの交渉してたら、「まーくん(すみませんフルネーム難しくて覚えられない。特に字が。何せ今、いろんな原稿書きかけで)」が止めに入って男をボコボコに。
食いっぱぐれてしまうと文乃は先生に「じゃー結婚でもして養ってくれるの!?」と言い、売り言葉に買い言葉で結婚が成立してしまったんだわ、いやーいいわこれ。なんか好き。
親が死ななくても、一家離散で土管で暮らしてた、麒麟の田村くんのような話って、探せばない話じゃないと思う。彼にはお姉ちゃんがいて、同じ公園で寝泊りしてたらしいけど、ひょっとして……と考えちゃったもん。これはエンコーしても責められん。せいぜい病気に気をつけろとしか、貧乏人には言ってやれないよ。ちなみにヒントにさせてもらう予定でありますのこの話。
何年か前に新聞で、親がリストラされて授業料払えずに高校を辞める羽目になった子たちがいっぱいいるという記事読んだことがあって。
それがきっかけで「貧乏」というテーマが決まったことがある。
(以下しばらく、一昨年考えて50枚ほど書いた、都会の貧乏な高校生の話ネタが延々と続いたが、手の内ばらし過ぎであることに気づいて消した)。

話を戻して、この先生が元ヤンであるのもある意味笑える。すげえ強いんだ。こういうメガネで人良さそうで実は不良だったというキャラ書いたことあったような(車の運転テクニックに優れてた車好きという設定だったのだけど、あたしがイマイチ車に興味がないので、書き直すときはどうしよう)。
最近「昔は悪かったけど」というキャラ妙に少女漫画で見るなあ。

これめあてで「LaLa」買ってきちまったよ!
けっこういろいろ少女誌買ってあるのに!
明日は全部メモ片手に読んで、原稿書かなきゃ。

キスよりも早く 1 (花とゆめCOMICS)

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