「LaLa」10月号買いました。今月号は縛ってなかったので読めるだけでも良かったと言えば良かったのですが、既に買う気満々のワタシ。おめあてひとつでこの変わりよう。萌えってすごい。
読んだとこだけ感想行きます。
「キスよりも早く」
完全にこの作品があるからこの雑誌を読んでいる35歳女。それってどうよ。
何故か、彼女より８歳年上でメガネをかけているというのはマイ彼氏さんと先生の共通項ですわ（そんなカップル日本中にゴロゴロいる？ そりゃもっともだ）。
内容行こう。
扉絵けっこうドッキリ系。文字が多いせいかなにが描いてあるかよくわからないが、先生が上着はだけてる、と。これカラーなら赤だろうか（どこへ妄想行かせてるんだコイツ）。
ブンちゃんが赤点とって補習というのは読めていましたので、これをどうするかな、と思っていましたが、ふむふむ。で、花火見物に誘われる、と。
夏なので彼女の浴衣姿（もひとつ、今月のコスプレは安上がりだけど過激やのう。ダンナのＹシャツを着る、というヤツね。コンセプトからずれてるけどさ。あのリクエストがいっぱい来たというあたり、この雑誌の読者層８０年代とかなり違っているのかもしれない）は見たかったのですが、誰が用意して着付けるんだよ、と思っていたわけです。しかしあのひとがここまでやっていいんかい？
黒澤くんはおそらく確信犯やな。しかし彼の、尾白先生に対する見方はなかなか面白いかも。男子生徒からはこんな眼もあるというわけね。しかし、目の前でかっさらわれるというのはちょいかわいそう。
先生さ、夏祭りだからってお面かぶったって、髪の色や形、背格好でばれてるんと違うか？ もひとつ、教師と生徒が教室でなら一緒に花火見てても不自然じゃないと思っとるようだけどブンちゃんの浴衣姿はどう説明するのさ。でも可愛い。男たちがめろめろなのが笑えるけど。
ブンちゃんを机に座らせてとか、新しい感じはします。工夫は感じる。
しかしブンちゃん、盛り上がると大胆だね。まだまだ怖いみたいですけど（早ければ９月発売号でやることやっちまうんじゃないかと思ってましたがその予想修正しますわ）。
「ＺＩＧ☆ＺＡＧ」
あまり好きなタイトルではないのですけれども。なかじ有紀わりと好きだし、読んでいます。ちゃんと読みたい気もする（けっこう家庭の内幕暴露的なものが出てきて楽しめるのさこの人の作品）。
話は主人公の同室者の新しい恋に移っているようですな。
お互いを意識しあうかな？ というところまでをいい積み重ねで描いている気がして良いです。
「お兄ちゃんと一緒」
昨夜電話で話してたヒトがまた人をびっくりさせることをやらかして、それでLaLa買ってからこの漫画と関連付けて思い出したっけか。昨夜その人と話しながら思い出したのは「世界で一番大嫌い」だったりする。
妹と、彼女にめろめろな義理のお兄ちゃん、というのは後述する「シュガー・ファミリー」という出張作品でも扱われているモチーフなので最近の流行？ どちらも少コミの「僕は妹に恋をする」と違ってちょっとほのぼのな感じなので好感を持ってはいますけどね（兄と妹ってあんなかねえ？ と少々謎ですわこのカテゴリは。他の取り合わせのきょうだいは見当つくんですけど、しょせんきょうだいなんてがらっぱちさ）。
今回面白かったのは、小説家で女装者な正お兄ちゃんのところにやってくるお姉さんが「女の子にしか興味ない、桜ちゃん可愛い」と言い出し、彼が「桜ちゃん逃げてー！」「あっ、やめて下さいよ、同類の人のくせに偏見〜」とか言ってるけど、あたしは彼女に賛成だ（笑。最初この人MtFレズビアンだと思っていたくらいだ。ただの女装者のようですけどね→漫画だからキレイ）。
何故か嫌いになれん漫画ですこれ。
「シュガー・ファミリー」
この雑誌って昔からこういうの好きだったっけ？ 昔その手のは岡野史佳以外読んだことないんだけどなー。あれはヒロインがめっちゃ可愛かったっけ。
今回は記憶喪失ネタですか。漫画の中では定番ネタかもしれないというのがこのネタの普及ぶりを思わせて恐ろしいですな。面白くはあったけど論評避けようかしらん。
「ビューティーハニー」
バツイチの彼氏役が（少女誌では掟破りでないかい？ いくら彼氏役の年齢にあまりうるさいこと言わない白泉社とはいえ。昔読んだコバルトの「星へ行く船」では、今で言う事実婚をしてたことのある男性が彼氏役だけど、年を考えればあり得る話だが、あまりそう見えるタイプではなかったな）前妻さんとの出会いを思い出しながら、現在進行形のものがたりとクロスするという凝った、もしくは変わった内容。
えっちした女としてない女が同じ感想を述べるのは面白いかもしれない。
って、〆がこの文句かよ、やだなあ。
出羽。
（以下23時30分追記）
「４ジゲン」忘れてたぜ。
おいおい、それはマジですか？
家が全焼、ねえ。ご愁傷様、じゃない、何か適切な言葉は……えーと。
「それ多分待っててもネタ来ないと思います」などのやり取りが、笑っちゃいけんのに何故か笑えるよ。「HPにあんな手の込んだ焼け跡写真」とかすげえわ。
他に嫌がらせの絵を描くかなさんがステキ（笑）。
