「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

LaLa11月号感想

LaLa (ララ) 2009年 11月号 [雑誌]

LaLa (ララ) 2009年 11月号 [雑誌]

平穏そうなうちに書いちゃいましょう!
珍しく今回は、巻頭作品からさっ!

学園ベビーシッターズ

飛行機事故で両親を失った竜一と虎太郎のきょうだいは、先生方の子供を生徒の部活動で面倒見ようという学校に拾ってもらった。拾った理事長のばーちゃんが、同じ飛行機事故で息子夫婦を失ったのが縁でした。
というわけで、今回は顔見せ。
学園OBでバイト保育士っぽいたらし系にーちゃんと、先生の子供で弟がこの保育所にいる竜一の同級生と。
一日終わってみたら、虎太郎が熱を出して、親に電話しようと携帯かけてやっと、自分たちが失ったものの大きさを知る。

もっと最初から
ちゃんと二人で
泣いとけば良かった

作者の時計野はりさんて、絵が上手いひと揃いのLaLaでは、絵の面ではかなり見劣りするかもしれない。
でもいろいろ話運びは上手いなー、と感じます。
「お兄ちゃんと一緒」では、「両親と子供が揃ってる家族が普通」という概念に対するアンチテーゼを感じるエピソードが多かったような印象があるのですが、今回はどうなるのかな。
女の子のレギュラーキャラがこのままいないとちょいと寂しいですけども。


図書館戦争

毬絵ちゃん初登場ですね。小牧さんのお姫さま。
冒頭のモノローグでハッとして、誰だっけと焦りましたが、ああ、そうだったね、と。
しかしまあ、おかげで読みやすいこと読みやすいこと(笑)。
恋愛メインの回が読みやすいのは集英社の呪縛か(マテコラ

しかし郁ちゃん、わかってない顔で何気に堂上さん追い詰めてるよねw
だいたいこのふたり、関係性が教師と生徒に近いよね。
小牧さん毬絵ちゃんの方が対等だと思えるのは私だけでしょうか?

苦しい恋をしている上に体にハンデまで追ってしまっている彼女が、学年よりずっと大人に感じられます。郁ちゃんよりある一面では大人だよな*1

で、小牧さんが査問に呼び出されるところで引きですか……このあたりって、静かだけど白鳥が足バタバタみたいなあたりかと、今は思います。
毬絵ちゃんが、ほんとにせつなかったなあ今回。ちょっと陰だけど。


キスよりも早く

冒頭でご両親の遺影に元気良く、進級を報告する姉弟が可愛いです。
……さて、進級ということで、ブンちゃんは高校3年生。今回は進路の話です。新年度がきてもからかいがいがあるところはかわってない奥さまですね(笑)。

お友達たちがみんないろいろ考えているのに比べ、

1年前まで生きることに必死だったっつーの!!!
何も考えてないよ!!!

というブンちゃん。ご両親が生きてた頃もてっぺい君の面倒見るのに必死だったのかな?*2
結局、ブンちゃんに、真っ白な状態から自分の将来を考えて欲しい、というまーくんの希望のせいで、叔父のトモくんが3日間だけ2人を引き取りに来るのですが*3。あ、学資金をご両親が残してるって、なんでトモくんが知っててブンちゃんが知らなかったんだろう。気になる(これがわかってたら、結婚前のブンちゃんの苦労もも少し少なかったんじゃないのかな?*4
翔馬くんはなんだか、ブンちゃんに対する態度が硬化していたけど、その場でメグちゃんとした口論が、ブンちゃんの今後に向けた突破口になるのでした。
しかし、今後お話は、まーくんが黙して語りたがらなかった高校時代に言及されるみたい? 
割と意味深な電話で最後が引きになることのは2度目だけど、なんだか気になります……。
しかし、29話目かあ……2年間でいろんなことがあったなあ(トオイメ)。
あ、今回付録のドラマCDにキス早登場してます! ブンちゃん役の千葉さん、いい芝居しております。シャキシャキしてて、良いです。他、10月10日に発売のデラックスでは翔馬くんメインの特別編登場だということで……お財布が……(涙)
――最後のコマ、まーくんにぶらさがってるてっぺい君が可愛かった♪


金色のコルダ

学園祭。
扉の、ガヤガヤにぎやかそうな雰囲気の中、変わらずスカしている柚木サマがクスッと笑えますね。あ、冬海ちゃんと香穂ちゃん、服がお揃いだー♪
オールスターキャストで中身の濃い回でしたね。香穂ちゃんの天然荒療治を食らう? 加地くんとか、そんな彼の直球もうアプローチで頭が痛い土浦くんとか、ダンスの申し込みを受けつつも月森くんが気になる香穂ちゃんとか。
作中で演奏されて失敗した「ロミオとジュリエット」は私は知らないので、そのせいか面白さ半減なのですが。
あ、コルダはゲームの「3」が出るとのこと。


会長はメイド様!

お金持ち高との生徒会交流会の途中、気になるシークエンスが1箇所。あっちの学校と碓氷クンが因縁の関係っぽい?

彼の背景がわからない美咲ちゃんは、負けず嫌いと「知りたい」という気持ちが沸きあがる……
ハイヒールの女性は何者なんだろうね。


狼陛下の花嫁

思いのほか早かった連載化ですよっ! 嬉しいですね皆さん!

夕鈴ちゃんの倹約家ぶりと瞬間湯沸かし器(古い?)ぶりがクローズアップされていましたね。
可愛くてたまらない・そばにいて欲しい陛下と、夕鈴はあくまで仮というかニセ嫁で、しかるべきところからちゃんとした御妃を、と考える側近・李順さん。
結局夕鈴ちゃんはまた、高価なものをぶっ壊してお仕事継続になるんですけど、今度の陶磁器の返済が済むまでには、狼陛下はどっちも本性ということと、恋心が湧き上がるくらいになっていて欲しいなあ……。
李順サン、「彼女のため」と言いつつ、面白くなさも表に出しているものねえ。
執着が彼の弱点につながって、王権強化の邪魔になるという考えなのかな。
そもそも縁談を断っている理由もわからなくなってきているから、早くコミックスに出てもらって読み返ししたいところです(4月号まだウチにあった気もしますけど)。

〜〜感想拝読しました。(9月30日21時35分)

http://rirurirupon.blog.drecom.jp/様、美肌職人の休息様、ある休日のティータイム:So-net blog様,
土星のわっか:So-netブログ様。
↑ちょっとわけあって、今回こんなことをしてみました。

*1:この辺、「別冊図書館戦争」1巻でも語られてましたが

*2:若干脱線しますが、目の前の生活に必死だと、自分の人生に対して長期的な展望って立てられないものだなあ、というのも感じる最近です。

*3:トモエちゃんが一緒に住んでいるので、ある意味今回オールスターキャストだね。いなかったの黒澤君くらいでした

*4:こういうツッコミが、最近毎回ひとつはあるなあこの漫画……