「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

創作の際に・1

1991年初頭、JUN SKY WALKER(S)の「おまえとケーキ」という曲を聴いてあまりの可愛さに萌えて(今の言葉を使うとそういうこと)、お話をつくってしまったということがありますが、つくった後で思ったのは、「もうこういう可愛いお話は女の子じゃ無理だな」ということでした。

その頃感じていたのは「今の女の子は『男の子と口もきけない』なんて少数派でしょう」ということだったんですけどね。「友達」にはなれるでしょう、ということ。わたしはこれからしばらく、ロックオンした男の子と友達になるのは得意、という状況が続きますが(泣笑)。
しかし、これから2年くらいで、女の子の恋愛と性に対する感覚は変わってしまったはず。

これに、りぼんで一番早く気づいたのが吉住渉先生だったんじゃないかな?
で、編集部はその「変化」、水沢めぐみ先生あたりが持っている作家としての良さが通用しない、女の子のメインストリームじゃない時代が来た、ということに21世紀にはいるまで気づけないと言う大ミスを犯した、と。

ああいう作品は、一度は娘に読ませたいな、という心境ではあります。でもって年を追うごとにいろんなものに触れて、豊かな感受性をはぐくんでいって欲しいな、と。
しかし、りぼんが無くなったら、幼い女の子に何読ませりゃいいのさ。
いないものの心配するより彼氏を作れ、というつっこみはなしよ?