「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

「電車の中で谷崎読むのって恥ずかしい」と弟に言ったら、「うん」と納得したような返事。
なぜ納得するのか尋ねたら、「谷崎ってエロのイメージじゃん」と言う。
ま、そういう恥ずかしさもありますよ。
なにせ読んでるの「痴人の愛」だもの。
だけどそういう恥ずかしさじゃないんだな。
「無理しちゃって」と言われそうな、というか。
「電車の中で大文豪読んじゃって」というか、「電車の中で読むにはすごい人の作品を読んでいる」恥ずかしさなのだ。
わかってもらえるだろうか。
で、これを打破するのに、2,3日前、斉藤綾子の「愛より速く」を買った。安野モヨコの表紙が呼んでいたような気がする。
今日開いて、その内容にうわっと。叫びはしなかったが。
エロと言う点では谷崎と一緒なのだ。
まあ電車の中で読む分にはいい名前だろう。
しかし内容に驚くなんて、「L文学完全読本」のどこを読んでたんだろう(ちなみにワタシはラノベのこの手の本もかなり読んでいる)。
ワタシもまだ青いな。

斉藤綾子といえば、著作「ルビーフルーツ」が映画になったとき彼氏と見に行った。同時上映が「大失恋」。「大失恋」で今はオートレーサーで当時SMAPにいた森くんが誘拐犯を演じたというのでそれを目当てに見に行ったのである。何か間違っている。当時彼の妹嬢は萩原聖人のファンだったことまで思い出した(まさかここ読んでないだろうな――ちなみにヤツについては今マリみてが好きかどうかは知りたい)。
女性同士のベッドシーンがあり、どんな気持ちで見たのかは忘れたが(ちなみにヤツはセーラームーンの同人誌でそれ自体には慣れていた)終わった後女の子の日だというのにラブホに連れて行かれた。という話がある。
なんだかなな思い出があり、この本自体については過去立ち読みしてハタチのとき中学生とヤッたと言う話が印象的だったのだが、ちょっとうらやましい。まあハタチにしか許されないだろうが(いや、いけないんだけどね、条例で)。

ちなみに「痴人の愛」も、萌え小説だと思います。
もっとも世の中には、中学生で谷崎に耽溺する早熟な人もいるのだから面白い(ちょっとうらやましい)。

6日22時、WEB拍手押してくださりありがとうございました。