「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

23:33:29 「ルパン3世 カリオストロの城」

名作といわれてるこの作品をはじめて見ました。ロリコン映画だと思ってましたが、マジで面白かった! 極上のエンタテインメントでした。

ルパンにとって因縁の場所だったんですね。
妙にクローズアップされる女性が不二子ちゃんだっていうのはすぐわかりました。
塔の最上階での逢引(笑)シーンではルパンが手品が出来ることにびっくり。
というか何でもできる人なのね。
落命予防装置(笑)はいっぱい持ってるようで、泥棒やるのにも金かかるな、とは「キャッツ・アイ」見た時にも思った感想。こういう派手に金使って盗むってところにエンタテインメントがあるのね。
銭形のとっつあんと地下の偽札製造工場で世界中の偽札に囲まれて休戦協定を結ぶところが好き。「馴れ合いはせんぞ」とか。ヘリに乗ってて「営利誘拐なら協力せんぞ」と言ったり。
歯車がいっぱいあるシーンは数学的に感心したり(こういうのがちゃんとしてるのが宮崎作品だなという気に)。
あと、最初のシーンで「世界最小の国連加盟国」とカリオストロ公国を紹介したり、インターポールでとっつあんが尋問されてるうちに暴露合戦になっていくあたりなど、大人向けのエンタテインメントなんだな、と思う。メルヘン、かな。
しかし、昔フィルムブックで見た、「ここはグリーン・ウッド」でもパクられてたシーンがなかったような……。

もっといろんなルパンを見たいな、と思った。

私の同人の友人に、「デュオとヒルデがルパンとクラリスに見える」という人がいるんだけど、ちょっとだけわかったかも。でも、ヒルデはあんなふうに可憐というよりも、下町風というか、ちゃきちゃきというか、元気とおてんばというイメージが強いのよね。