「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

2016年秋頃に、何故かいたのか全く記憶のない死ぬほど短いSSが、また発掘されました苦笑


2006年あたりに、写真を見てショートストーリーを書いて、というトライアルがありまして、それに通って、さらに与えられたテーマで5編ショートストーリーを書いたのですね。その中に「万年筆」もあったと思う。他に覚えてるお題は「スーツケース」でしょうか? 空港の荷物受取所あるじゃない? あれで延々ぐるぐる回ってるスーツケースを見た登場人物の感想か何かを書いたような気がする。
その時の原稿だったのかなこれ。
ちなみに当時のパソコンはクラッシュしたので電子の藻屑と消えました。マリみて二次創作やジャクソン・ブラウンの大好きな曲から描いたもの、それとこのトライアル合格作品が消えたのは痛かったです。必要に迫られたので今回こちらに掲載しました。
ちなみに
語り手女子高生と同じことを言って(新井素子ファンだったの)、あたしも買ってもらいましたよ。して書くコツが掴めなくて放置というのがヒントでございますよ。
アタシの高校時代というのはネットはおろかパソコンそのものがさほど普及していなかったので、お父さんの台詞は時代に即したオリジナルです笑(卒業して専門学校の授業で一太郎やったりしましたよ。WINDOWSの登場はまだ先の話。出てきて2年ほど経ってから職場で初めてマウスを触って戸惑ったのう)

出羽行ってみますか。

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春琴抄

春琴抄 (新潮文庫)

4年前かな? 複数の相互さんとの間で上がった作品で、ストーリー知りたいから山口百恵の映画でも見ようかなどと思いつつ叶ってなかったのですが、数ヶ月前に本棚にあるのを見つけてびっくりしましたよ貴方。
それで読み始めたのですが、最後まで理解できないカップル、もしくは世界でした。主従萌えがない上に、春琴をスケールダウンしたような潔癖で口やかましいわがまま女に振り回される生活をしているので、あんな女周囲に居られてはたまったものじゃない。もうほんと無茶苦茶。なんでそこまで尽くせるの? と不思議で仕方ない。マリみてで祥子が苦手なのも頷けるのでは。
1人の演奏家の伝記を紐解くという形で展開されるので、途中まで具体的に何があったのかわからんと思ってたが、ラストで、春琴死去十数年後の本人の語りで、針で目をついて指して人口的に白内障になった、という記述見た時は少しのけぞった。

本当に理解しがたい世界でした。短かったから読めたのね。

さて、これに先立つ出来事が。
5月のテキレボEXで、相互さんが、「琴線に触れたからポチったら西山さんのだった」と言って購入してくださった本があったんだけど、それ、「FLOWER」というコピー本なんだよね。結婚の決まった王女に仕える、王女に片想いする女官の目で見た話……
主従ものなのよ!
しかもこれ、買っていただいた方がその方だけじゃない!

自分の同人誌が売れないのって、ティファとエルザを主従にしなかったからか? と、気づかされもしました。
でもこういう、一方的に尽くすような話って書きたくない。
自分の今後についても考えさせられる読書でした。

「発達障害」と呼ばないで

発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)

発達障害と診断されてるうち、幼い頃受けた養育での体験が、落ち着きのなさや他動・不注意などを生んでいるのではないか、とする本。

読み進むところ(実在の人物での事例に多い)と、進まないで酷いと寝てしまうところと両極端だった。おかげでめちゃくちゃ時間かかった。
学びや、取り入れる情報処理の手段も人それぞれ。

視覚空間型
言葉では伝達できない映像や動きに関わる情報を瞬時に直感的に処理する能力が高い
視覚言語型
会話のやりとりは苦手でも文章を読んだり書いたりが得意
聴覚言語型
聞き取りや会話言語の処理に優れている

の3つ。もっとあるように思うけど。
私は多分視覚言語だと思うけど、おしゃべりだし、料理は(レシピを見ながら)実際に手を動かして覚えるけどな。と思うので、どれだかわからない。

あと、相手の気持ち理解する能力の弱い人では、自分を省みる能力も弱い、とする終盤の下りは、1人で人間らしい生活を営まないということなのかと思った。

弟から借りたんだけど、割と人に勧めております。

#七夕2020

に参加してみようかな。

やりがいがあって能力と報酬が自分に見合ってるお仕事……かな。
記事を書いたりデータを入力したり。

歴史と漫画と音楽が好きです。

仕事がお金……活動の売り上げ。

あ、9月上旬締め切りのアンソロジーに参加するかもしれません。
復活の狼煙としたいものでふ。

活動の内容はひとつ下の記事から見てくださいな。

銀河英雄伝説 第3巻第1章まで

一昨年BSかなんかで放送された再アニメ化作品が、4月からEテレで放送されててそれを見るところから始まりました。で、コロナで待たされた再開図書館で借りたと。合間に弟が集めた鬼滅の刃も読んだりしてるので、今週は特に進みが悪い。

いや、作品タイトルと数人のキャラクターの名前は知ってるんですのよ。

読んだらとお勧めくださる知人も複数いましたしね。

世代的には、今回が初見と言ったら驚かれる世代ですもの。
Wikipediaや口コミ情報も入れます。
序章は教科書みたい、とか苦笑
あのキャラは何巻で死ぬ、とかね。

戦闘シーンにおける化学的な地の文が続くページはなかなか進みません。
ミサイルとか発射されるもののエネルギーの質について細かく書かれてるんですもの。
アニメでは撃って終わりなのに。
ここ舞台はどうしてるのかしら。
戦争も科学なのね。と思った。というか生活は科学で成り立っているような気になってきたけど、理科苦手なので丸投げ苦笑
サイエンス・フィクションという言葉は噛み締めるのだった笑

逆に会話シーン、特に対決なシーンはセリフを読み上げてしまう苦笑
セリフ回しが独特で、やられます。

ラインハルトとキルヒアイスユリアンとヤン、ロイエンタールとミッターマイヤーといったあたりは同人誌出るのも納得だな。
ヤンの上司や先輩、キルヒアイスユリアン、ヤン、フレデリカ、ヒルダという具合に好きなキャラも多いです。ジェシカもっと見たかったな。

ラインハルトとオーベルシュタイン、特に後者は嫌い。余計なことしたから、あの人が早く死んだんじゃないの。いいひとねって、作中作外問わず思われてただろうに。
あと、イゼルローンを落としてからの同盟内部の浮き足立ちようと、ネタバレで知った同盟が辿る運命を考えると、辛い読書になるかもしれないな。浮足立って立てた詰めの甘過ぎる作戦立てたフォーク准将は、とても不様でした。作品通して1番では。
イゼルローンの前の、ヤンの官舎を襲う奴らのネトウヨっぷりに驚いた。そんなのが1982年に書かれていたなんて!
読んだのが今で良かったと思ってます。

ヤンのことを不敗の魔術師と言うけど、すごいのはわかるけど帝国と差はついてるのかな。あと、上り詰めたラインハルトと違ってヤンは苦労が多いな。
立場の弱い同盟を応援する気持ちで読んでいる自分がいます。

あと、作品の中の歴史と現実の歴史の出来事を同列に並べちゃってる箇所と、時間とか標準時1日は24時間が星によっては辛いとか、度量衡の話とか読んでて楽しかったです。生活の様子。この惑星は1日に2回夕陽が見られます、とかいう台詞や、今日は1日夜ですなとか。それイエスとユダだろ、と声に出しそうになった箇所あるし。それと、いちいち書かれるゴールデンバウム王朝初代皇帝が気持ち悪いけど。

追記あったら追記します。

鉄オタに1度見て欲しい、センスを感じる? プロモビデオの話

最近毎日1度はこれを観ております。

https://m.youtube.com/watch?v=-k7TKxxFs9k

リリリ……という音(汽笛みたいだけどなんていうのだろう)に、スピーカーのアップ→時計と何番線か示すボード→人々の足元にアナウンスをかぶせて、「今度の発車は」よく見ると、あさかぜ2号16:40下関発東京行き
で、イントロ。
ここまでだけ観たくなってるくらいマテ

KATZEとゆうバンドの「STAY FREE」という曲です。

メジャーデビュー前からあるのかな。

デビュー前にバンドを辞めたキーボーディスト君に捧げる曲だとは、解散当時に読んだことがあったのですが、こんなに良いPVがあったとは。夜中にもっとテレビ見るんでしたマテ
うん、曲自体は解散の頃、1991.2年あたりから知ってたんですけどね。
当時は今より更に鉄道に疎いから何も感じなかったかもな。

バンドは下関で結成されました。
だから背景が関門海峡
ここ2、3日テレビでそのあたりの話が出るような。
だから、「心の旅」「思えば遠くへ来たもんだ」「路地裏の少年」「SORRY BABY」「故郷」(はなわ)あたりと同じ系統に感じてしまう今日この頃。
それは間違ってるような気もするし、センスを疑われるかもしれないけど、このプロモビデオ、私は大好きです。

駅を使ったロックのPVの傑作って、JUN SKY WALKER(S)の「Let's goヒバリヒルズ」もあるけど、違った魅力ですな。

このプロモビデオについて情報か意見が欲しくて、「あさかぜ KATZE」で検索したら、元BOOWY高橋まこと氏が安倍政権批判ばかりでガッカリした、などというやり取りが出てきて、ガッカリしながら高橋氏の生年月日調べたりしてましたが(1954.01.06)。
マイナスなことをあまりに目にし過ぎたらいやな気持ちにもなるけど、政治的なツイートをするなとは言えないもの。一家言ありそうな世代ですよ。
と、話がズレた。いやんなオチでした。

あと、2008年秋頃に、矢野顕子の「NIGHT TRAIN HOME」の話書いたような気がするんだけど、それどこだろう。

次の日記では、最近アニメを視聴して原作読書中の「銀河英雄伝説」の話行きます! 両方はてなに載せるかは検討中です。

追記あったら追記します。

私を構成する5つの漫画

noteでのお題に参加したものです。前の記事も読んで、気になるものがあったら注文してください核爆


歴史、育児、少年漫画、微百合、4コマと、のちの人生や作風に影響を及ぼした作品ばかりです。おかげで王道学園恋愛少女漫画が漏れた苦笑 がっくり、

ベルサイユのばら
赤ちゃんと僕
幽遊白書
あなたとスキャンダル
OL進化論


の5本です。

ベルばらは、世界史沼に堕ちる決定打になった作品です。史実と、池田先生オリジナル部分の融合さが絶妙なんですよね。私が読み始めた時はちょうどフランス革命200周年イヤーだったので宝塚も観に行きました。そっちの沼へは行かなかったな苦笑 ベルばらにも登場した人物をモデルにして小説を1本書いてもいます大笑 ベルばらには出なかったディテールが今のところ出てます。

赤ちゃんと僕……こちらを皮切りに、ティーンエイジャーが未就学児の世話をするという作品を一時期読んでました。最初こそ、なんで自分ばっかりこんな手のかかる弟の世話をしなきゃいけないんだと主人公怒ってますが、だんだん、弟妹の世話をしてる子や乳児の親と繋がりが出来て行ってますね。恋愛要素が少ないので苦手な人にも良いです。育児について知らなすぎる人は、アメーバやライブドアブログの育児漫画とこの作品の併読をしてみては?

幽遊白書……初めて……なんだろう、世界に入っていけたジャンプのバトル漫画ですかね。作者さんはこの辺りから苦悩続きのようですが、きまぐれオレンジロード以来、ミソジニーさをあまり感じなく楽しく読めた漫画です。一部キャラのヒントになってるキャラクターも居ます。

あなたとスキャンダル……ギタリストのタケちゃんというキャラクターが本当に好きでね、芹香と友香のカップリングよりも彼と芹香を追いかけてました。百合要素もあり、女らしくない長身女子が素敵な男子に、というファンタジーあり、男の子が苦手だった女主人公が性別を問わずバンド仲間として絆を育む、という展開も当時まではあまり見ないものだったように思います。見どころはたくさんある作品です。

OL進化論……今の言葉で言うアラサーになって心療内科に通い始めた頃、医院にモーニングがあって、載ってて読み始め、単行本も集めるようになった作品。フェミニズム的な、マイノリティに寄る鋭さが時に出るので好きです。あと、主人公の近く多いとか居眠り癖とか見習いたくない親近感が苦笑 今でもアニメみたいですが、レギュラーでないキャラクターのパートは脚本作りにくいかな。それよりも、4年間新刊が出てないので、講談社さん続刊出してお願いです。4年前、当時の新刊を旅に出る長距離バスに持ち込んで初読したのも良い思い出です。

17歳以降に出会った作品ばかりになりました。人は12歳の頃に好きになったものはずっと好き、というのは……12歳で読んでた作品も面白かったのですが、後の人生への影響度合いはそこまで大きくないなと俯瞰して考えて、このラインナップとしました。精神的な成熟が遅かったのかもしれません苦笑

#私を構成する5つのマンガ #趣味