「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

飲み会が終わって、わたしは金銭的な都合で退散。みんなまだ歌うらしい(スゴイ!)。
で、本屋さんへ行って、ananと、岩井志麻子の「オトコ・ウォーズ」を購入。
今まで読んでたとこ。

前半は、なんか連載と違う印象を受けた。なんかしみじみというか、妙に若い読者へのメッセージがこめられているのか。
途中ホテルに泊まった女友達って中村うさぎ森奈津子だろ(笑)。
後半は、笑かしてくれた。某誌の名物女編集長もよく出るし、最近も雑誌に登場した「高須院長の喜び組」勢ぞろい(大爆笑)もあったし! 最後に担当の「童貞N西」氏に当てたメッセージも笑える(これも後半顕著)。
一番インパクトあったのは、韓国内縁夫L氏の出生の事情かな。わしもこーゆー話大好き。そーいやわしと著者、誕生星座同じだっけ(大爆笑、って数日前書いたな)。
他にはベトナム愛人の弟たちがクスリで刑務所に入ってたとか(このふたつは雑誌で読んだ)。大衆食堂のお嬢と超美少女のホームレス幼児の話も読んだ。女編集長の部下がベトナムでホステスに狂い咲きしてプロ意識のなさに幻滅したのも読んだ。
「男が自分と他人は違うのをわかっていて」、「個人の好悪と世間の評価は別物として考えられる」、のはいい、というのは初お目見えかな。女は「ひとつダメなら後全部ダメ」となっちゃうから。
嫌いでも何かができるのは認める、そういう人間でありたいとは思った。
しかし、このエッセイにそういう教訓くさいものを求めているのではない。
これからももっと笑わせてくれ。
次巻もきっと買うから。
後2,3冊なにか読んでみよ。
顔見るとなんだかなだけど(やせすぎか?)、面白いよこの人。
この世代面白い人間多いかも。
佐倉智美さんもそうだし、わしがほとんど尊敬している作家・堀田あけみ氏もそうだし。

射手座ってなんかおかしな人間多いような気がすると列挙してやろうかと思ったがやめとく。

オトコ・ウォーズ

オトコ・ウォーズ