「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

インターセックス、略してISの人たちが生まれる割合は、2000人に1人らしいけど、これを知ってわたしは「意外と多いな」と思った。

以下に書くことははてなでは初登場だと思うけど、わたしの左ひざの半月板は素人目に見えない程度に二つに割れている。先天性らしい。これは、1万人に一人の割合で起こるらしいのだが、これが判明した日、わたしが来る前の午前中に同じ症状の患者さんがいらしたんだそうで、看護師ども、大笑いしやがりました*1。当時は「命に別状のない証明だな」と思って受け止めてたこの大笑い、今思うとちょい複雑だ。今から15年ほど前のお話。

で、今から1年ちょっと前の2005年初冬、友達になったばかりの某同世代女性のダンナさんが、実は先天的に心臓の弁が1枚足りなかったとかいうびっくり話が飛び出した。彼はその後手術したんだけど。それまで何事もなく生きてこれていたらしいけど、当時30代後半にさしかかっていたから時期が来ていたのかもね。当時、他にも先天的に異常があったけど生活に支障なく生きてこれた人の話を聞いて。
実は、本当に体に欠陥なく生まれてこれる人って、そんなに多くないのでは? と思ったものである。ただし、その異常が、わたしのように命に別状ないものや生活に支障を感じないものであることも多い、と。うちの弟や親父も、軽いのがあるし、わたしや親父は他に近眼持ちだし(近眼の人間なんかたくさんいるがこれは先天性じゃないしな。これが先天性なら「弱視」かも)。

ISの人は大人になると大変だし(ホルモン治療しないと骨粗しょう症になったりするらしいです)、GIDのひとはものすごい心理的な葛藤に耐えてくるわけだから。命に別状ない者・生活に支障のない者と一緒にしてはいけないけど、普通の身体障害者とも一緒にしてはいけない気がするのはなぜだ?

まあ、いろんな人がいるってことです。わたしのような件は話したら「あっそ」とスルーされそうな気がするけどね。

*1:2002年7月、倒れてあごを切って、行った病院がここ。このとき大笑いした看護師のひとりが……。詳しくはhttp://www.interq.or.jp/sun/kayoco/newpage21.htm 参照