「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

テキレボEX2関連

この冬はいくつかネットの即売会に参加を予定してます。

まず12/26からのテキレボEX2。
これはテキレボ架空歴史フェアに参加します。
これに伴って2年ちょっとぶりの新刊が出るかもしれません。
タイトルは「FAIRY TALE」。
ティファとエルザの幕間的な話と、昔のTwitterの診断メーカーで出た、女王と性格の悪い女の部下がエロいことするってネタを、全年齢の範囲でやってみるかというもの。これにひとつ、再録が加わるかもしれません。表紙はまだわからないです。イベント終わって注文数が判明してから印刷するかもマテ 16P150円? A5です。
後エアコミケと、男子の本懐女子の本懐、という男女オンリーイベントに出ます。遅くともこの男女オンリー(2021/2/7かな?)までに ANGEL ATTACK を仕上げて電子書籍として頒布を開始したいですな。

コクリコ坂から

英伝読書ちうに他の記事を書くのもアレですが、さっさと見て記事を書こうと。

本放送時に大掃除のシーンをチラッと見たところ、絵があまりにもジブリで、70年代少女漫画からかけ離れてて嫌だなと思って、見たら消すつもりで見始めました。

まず思ったのは、家の人がメルに家事やらせすぎじゃね? と。

恋の行方と、カルチェラタンという建物の存続問題が同時進行するため、ストーリーが的を絞れない。

絵は見ていくうちになれましたマテ

途中早送りしてみてたみたいで、それもあって展開早いなと思ったんですよ。兄妹だとわかってしまうのがえらい早いな、と。でもここは、もうひと捻りあったのね。

初見の悪印象は拭えたけど、友人みたいにハマるまでは行かないかな、て感想でした。

2016年秋頃に、何故かいたのか全く記憶のない死ぬほど短いSSが、また発掘されました苦笑


2006年あたりに、写真を見てショートストーリーを書いて、というトライアルがありまして、それに通って、さらに与えられたテーマで5編ショートストーリーを書いたのですね。その中に「万年筆」もあったと思う。他に覚えてるお題は「スーツケース」でしょうか? 空港の荷物受取所あるじゃない? あれで延々ぐるぐる回ってるスーツケースを見た登場人物の感想か何かを書いたような気がする。
その時の原稿だったのかなこれ。
ちなみに当時のパソコンはクラッシュしたので電子の藻屑と消えました。マリみて二次創作やジャクソン・ブラウンの大好きな曲から描いたもの、それとこのトライアル合格作品が消えたのは痛かったです。必要に迫られたので今回こちらに掲載しました。
ちなみに
語り手女子高生と同じことを言って(新井素子ファンだったの)、あたしも買ってもらいましたよ。して書くコツが掴めなくて放置というのがヒントでございますよ。
アタシの高校時代というのはネットはおろかパソコンそのものがさほど普及していなかったので、お父さんの台詞は時代に即したオリジナルです笑(卒業して専門学校の授業で一太郎やったりしましたよ。WINDOWSの登場はまだ先の話。出てきて2年ほど経ってから職場で初めてマウスを触って戸惑ったのう)

出羽行ってみますか。

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春琴抄

春琴抄 (新潮文庫)

4年前かな? 複数の相互さんとの間で上がった作品で、ストーリー知りたいから山口百恵の映画でも見ようかなどと思いつつ叶ってなかったのですが、数ヶ月前に本棚にあるのを見つけてびっくりしましたよ貴方。
それで読み始めたのですが、最後まで理解できないカップル、もしくは世界でした。主従萌えがない上に、春琴をスケールダウンしたような潔癖で口やかましいわがまま女に振り回される生活をしているので、あんな女周囲に居られてはたまったものじゃない。もうほんと無茶苦茶。なんでそこまで尽くせるの? と不思議で仕方ない。マリみてで祥子が苦手なのも頷けるのでは。
1人の演奏家の伝記を紐解くという形で展開されるので、途中まで具体的に何があったのかわからんと思ってたが、ラストで、春琴死去十数年後の本人の語りで、針で目をついて指して人口的に白内障になった、という記述見た時は少しのけぞった。

本当に理解しがたい世界でした。短かったから読めたのね。

さて、これに先立つ出来事が。
5月のテキレボEXで、相互さんが、「琴線に触れたからポチったら西山さんのだった」と言って購入してくださった本があったんだけど、それ、「FLOWER」というコピー本なんだよね。結婚の決まった王女に仕える、王女に片想いする女官の目で見た話……
主従ものなのよ!
しかもこれ、買っていただいた方がその方だけじゃない!

自分の同人誌が売れないのって、ティファとエルザを主従にしなかったからか? と、気づかされもしました。
でもこういう、一方的に尽くすような話って書きたくない。
自分の今後についても考えさせられる読書でした。

「発達障害」と呼ばないで

発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)

発達障害と診断されてるうち、幼い頃受けた養育での体験が、落ち着きのなさや他動・不注意などを生んでいるのではないか、とする本。

読み進むところ(実在の人物での事例に多い)と、進まないで酷いと寝てしまうところと両極端だった。おかげでめちゃくちゃ時間かかった。
学びや、取り入れる情報処理の手段も人それぞれ。

視覚空間型
言葉では伝達できない映像や動きに関わる情報を瞬時に直感的に処理する能力が高い
視覚言語型
会話のやりとりは苦手でも文章を読んだり書いたりが得意
聴覚言語型
聞き取りや会話言語の処理に優れている

の3つ。もっとあるように思うけど。
私は多分視覚言語だと思うけど、おしゃべりだし、料理は(レシピを見ながら)実際に手を動かして覚えるけどな。と思うので、どれだかわからない。

あと、相手の気持ち理解する能力の弱い人では、自分を省みる能力も弱い、とする終盤の下りは、1人で人間らしい生活を営まないということなのかと思った。

弟から借りたんだけど、割と人に勧めております。

#七夕2020

に参加してみようかな。

やりがいがあって能力と報酬が自分に見合ってるお仕事……かな。
記事を書いたりデータを入力したり。

歴史と漫画と音楽が好きです。

仕事がお金……活動の売り上げ。

あ、9月上旬締め切りのアンソロジーに参加するかもしれません。
復活の狼煙としたいものでふ。

活動の内容はひとつ下の記事から見てくださいな。

銀河英雄伝説 第3巻第1章まで

一昨年BSかなんかで放送された再アニメ化作品が、4月からEテレで放送されててそれを見るところから始まりました。で、コロナで待たされた再開図書館で借りたと。合間に弟が集めた鬼滅の刃も読んだりしてるので、今週は特に進みが悪い。

いや、作品タイトルと数人のキャラクターの名前は知ってるんですのよ。

読んだらとお勧めくださる知人も複数いましたしね。

世代的には、今回が初見と言ったら驚かれる世代ですもの。
Wikipediaや口コミ情報も入れます。
序章は教科書みたい、とか苦笑
あのキャラは何巻で死ぬ、とかね。

戦闘シーンにおける化学的な地の文が続くページはなかなか進みません。
ミサイルとか発射されるもののエネルギーの質について細かく書かれてるんですもの。
アニメでは撃って終わりなのに。
ここ舞台はどうしてるのかしら。
戦争も科学なのね。と思った。というか生活は科学で成り立っているような気になってきたけど、理科苦手なので丸投げ苦笑
サイエンス・フィクションという言葉は噛み締めるのだった笑

逆に会話シーン、特に対決なシーンはセリフを読み上げてしまう苦笑
セリフ回しが独特で、やられます。

ラインハルトとキルヒアイスユリアンとヤン、ロイエンタールとミッターマイヤーといったあたりは同人誌出るのも納得だな。
ヤンの上司や先輩、キルヒアイスユリアン、ヤン、フレデリカ、ヒルダという具合に好きなキャラも多いです。ジェシカもっと見たかったな。

ラインハルトとオーベルシュタイン、特に後者は嫌い。余計なことしたから、あの人が早く死んだんじゃないの。いいひとねって、作中作外問わず思われてただろうに。
あと、イゼルローンを落としてからの同盟内部の浮き足立ちようと、ネタバレで知った同盟が辿る運命を考えると、辛い読書になるかもしれないな。浮足立って立てた詰めの甘過ぎる作戦立てたフォーク准将は、とても不様でした。作品通して1番では。
イゼルローンの前の、ヤンの官舎を襲う奴らのネトウヨっぷりに驚いた。そんなのが1982年に書かれていたなんて!
読んだのが今で良かったと思ってます。

ヤンのことを不敗の魔術師と言うけど、すごいのはわかるけど帝国と差はついてるのかな。あと、上り詰めたラインハルトと違ってヤンは苦労が多いな。
立場の弱い同盟を応援する気持ちで読んでいる自分がいます。

あと、作品の中の歴史と現実の歴史の出来事を同列に並べちゃってる箇所と、時間とか標準時1日は24時間が星によっては辛いとか、度量衡の話とか読んでて楽しかったです。生活の様子。この惑星は1日に2回夕陽が見られます、とかいう台詞や、今日は1日夜ですなとか。それイエスとユダだろ、と声に出しそうになった箇所あるし。それと、いちいち書かれるゴールデンバウム王朝初代皇帝が気持ち悪いけど。

追記あったら追記します。