「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

アニメ他思い出話

で、思い出したが、わし、ガンダムWに興味持って見始めたのもこれと似たきっかけだったんじゃないか?

1997年晩夏、いつものようにぱふを見ていたら、ガンダムWのOVAの記事があって、リリーナが大統領選に出るという。
作品の存在と数人のキャラ名は知ってました。ぱふで初めて特集されたアニメだったはずです「ガンダムW」って。最終回の時、腐丸出しな意見に「商業誌だろ」とつっこんだのも思い出。ただ、1995年てのは、「未成年」てドラマにハマってて、そっちまで手がまわらなかったのよ(前半は「あなたとスキャンダル」連載終了の傷を癒してたし)。
で、97年9月に会社辞めて、見て、男性キャラではデュオ、女性キャラではリリーナが好きになります(それぞれの2位はヒルデと五飛。だから「男女カップル」じゃない同性同士のコンビだとこの二つイチ押し。ヒルデとリリーナはとある小説のヒントになっていたりする)。女性のWファンとしては表面上は普通やナ。そして冬コミで男女カップオンリーイベント開催されると知って、参加を決めて、今に至るのですねえ。あれから今年で10年か、トシとったな。

フェミニズムみたいなものに対する感覚の目覚め、というのはいつだか覚えてないんです。幼稚園の時何かやたらな不公平感を感じたことはあるけどなにに対してだかは覚えてない(ちなみに同じ頃持っていた疑問は「どうしてテレビでやってる好きだ嫌いだ言ってる歌を幼稚園で歌わないんだろう」だった。ついでに言うと、この頃からバッグの「幼稚園がけ」が大嫌いだった→今母にこれ言われたので書いた。理由はガキっぽいから)。
その手の話題に関する明確な記憶は、平成元年、17歳の春。
西武ライオンズ私設応援団に入って、試合が終わって、同じ方向の奴らでまとまって帰りの電車に乗り、ぺちゃくちゃやっていた(ちなみにわたしはここで幼稚園以来の「男友達」を得た。自分をおかしな目で見ない男の子たちの存在にすごく救われてその後の人生に役立っている。学校の男の子たちは意地悪だったからね)とき、今のわたしの現住所からわりと近いところにある男子校(というとうちの弟の母校もそうなのだがそっちとは別の学校)に通う同世代の男の子が、どういう会話の流れか忘れたがこんなことを言った。
「女はいいよな、結婚すればいいんだから」
「なにをー!?」と思ったのをよく覚えてる。

この話を最近とあるトランスさんの掲示板で書いたら「べにすずめさん(ここではこのハンドルで記事を書いた)の世代にもそんなこと言う男性がいたんですか?」と驚かれた。ちなみにこの方はうちの親に程近い年齢の方である(という出来事があったのでこの話を書きました)。
まあこの出来事から18年もたって、世の中が変わった。世の中の変化に一番対応せざるを得なかったのはたぶんうちらの世代だから、今ではこんなこと言うヤツいないに違いない。言おうもんなら言い返す台詞は用意してある。