やっと読み終わりました、て、ストーリー終わってませんけど!? 当時読んでた人は今だに30年以上放置されてるわけですか!?
病弱で1年留年してる少女と写真撮影に打ち込む不良と言われる少年のラブストーリー。お手本にしたい漫画があったそうです。オマージュやね。
前ほどじゃないけど主人公を受け入れられないシーンもありました。あと、シリーズ全体に未成年者の飲酒喫煙シーンが夥しいほどあるので復活はないかなー(きまぐれオレンジ・ロードより多いのと違うか)。
博習館中等部3年の及川麻里香は友人3人と高等部の文化祭に行き、写真部のブースで写真を撮ってもらう。不良少年・神崎玲(あきらと読む)はこの時麻里香に目をつけたとのちに言ってて、来年が楽しみとか言ってたが。
ところが麻里香は留年してしまう。
再会したのは春、高等部に進学した友人たちに会いに来た際にだった……
だんだん距離が縮まってく2人。
だけど彼の過去とか将来のこととか、問題は山積してるのでした。
この話、前作「逆光のペンタプリズム」の2年前(「哀愁のミトコンドリア」と同じ年)なので、着地点が決まってる。逆光のーーにも少し出てる。
彼氏は写真の師匠と一緒にアフリカへ行ってしまうわけですね。
帰ってきてハッピーエンドかなと思ったら出発まで行かないじゃないの。気になるわ。
麻里香にはひとつ年下の従姉妹がいてこの従姉妹が話にがっつり絡んでくるのだが、よく遊んでて、宴会やつてるんだけどいつも料理を担当してる奴が風邪で来られなくて集まったメンツで試したけどダメで、今で言う鍋奉行をやってくれと依頼してくる。
そこで火事を出して、麻里香だけが火傷をする。
それで自宅に神崎が現れて結局喧嘩になってしまう。
去り際に停学になったと言ってたけど、なんでだろう? これ気になる。
この頃コバルトの売れ線が変わる頃だからそれで書けなかったのかもしれないけど、ひどいなあ。
ネタバレすみませんでした。
次はまた積読減らすかなー。どうしようかなー。
10/3追記
ガチでラブストーリー書かせたらこんなすごいセリフ書く人だったのねこの作者さん、と思った