「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

LaLa3月号感想

LaLa (ララ) 2008年 03月号 [雑誌]

LaLa (ララ) 2008年 03月号 [雑誌]

大変お待たせいたしました(笑)。

表紙はメイド様、巻頭はホスト部。今この雑誌を引っ張っている2作ですな。

ホスト部は、前向きさを見せるハルヒだけどこれって通常と違うんだよね?

キスよりも早く

扉の裏ページの構図の取り方がすごい良いなーと思った。
で、スゴかった前回の引きの直の続き。ドキドキしまくるブンちゃんに耳元で囁く先生……どんな声で囁くのかなー、と想像しちまいました。そこでフラッシュバックめいたことがブンちゃんに起こります。それで結局、先生の言葉をトレースすると「振り出しに戻る」のですが、こういうことが気になるあたり、ブンちゃんが「長女」だなーというか、家族が大事な子なんだなと思えてきます。
学校では、尾白兄弟を比較する意見が。そんな中、「先生のカッコイイとこ知ってるのあたしだけでいいもん」と思うブンちゃん。「あたしだけが見つけた宝物」という感覚を女の子が持つのは少女漫画では珍しいと思います(もっとこういうの読みたいなー)。そういう方向へ行くかなと思ってたので嬉しいなー。
翔馬くんと倉庫へ行って、倉庫で男女が閉じ込められるのって他者の悪意があって、というのが定番なのに、悪意でなくてうっかりミスというのは珍しいがはた迷惑な(汗)。でもこのあたり画面が暗くてなんか見づらかったです(視力が悪いの私)ので、わからないことがひとつ(そのわからないことの解明の方向性によっては翔馬くんてよくよくブンちゃんの肌に縁のあるひとだなー、と思ってしまうけどいいんですかそれは?)。
ちなみに先生の実家が金持ってるんでないのというわたしの予想も当たった感じ(となると……昔すごくハマってたけど今は見られない*1オリジナル小説サイトとますますデジャヴが……)。
しかし今回あっちこっちで取りざたされてるのはオチのてっぺいくんの爆弾発言です。策士な幼児というと「愛してナイト」の橋蔵ちゃんを思い出す方もいらっしゃるかもね。


金色のコルダ」は、扉の香穂ちゃんがあら色っぽい。ペンタッチがキレイな分それが増すよねー(はぁと)。
大泣きする香穂ちゃんを金やんが慰めてたら、火原くんが入ってきて……。
その後、学園は日常に戻るけど生徒の話題はコンクールで持ちきりなので、参加者は注目の的。お昼休みに食堂で香穂ちゃん、天羽ちゃん、冬海ちゃん、志水くんがそろって、1年生ふたりが「香穂先輩……」とかなり百合萌え(ショタ萌えも?)できるシーンが! これ今月号全体の2大ハイライトだなー、と思った(もひとつはキス早のてっぺいちゃんのオチのあれね)。
とにかく香穂ちゃんが前を向いてます。良いことだ。

読み切り2本はどちらも前年12月号で描かれたものの続きなんだけど、どちらも前回より読み応えは増していた感じ。

「きゃらめるBOY」は、前回より話に骨みたいなものがあった感じ。
「かのこ様」はただ「お話」として読む分には面白いんだけど、ところどころ出てくる世知辛いものの考え方は(代表が「騙される方が悪いのよ」というアレです。くわしくはこちら読んでみて。その問題点が浮かんでくるかもよ)ひょっとすると最近嫌いだと思い始めている考え方じゃないだろうかと思い始めている。

「ZIG☆ZAG」は、アイデアが出てくるまでのみんなの煮詰まりっぷりと、突破口を開くのと恋愛の進展が同時進行になっているのが良いな、と思った。

「ビューティーハニー」は、ちょっと待てここはどういう雑誌だ? と問いたくなる台詞が作中に。80年代からやってるなかじさんや森生さんだったら絶対やらないな。

番長さまとお兄ちゃんはちょっと保留。ということで今日はこれで。トラバ貼ってる時間もなくなってきた(汗)。

*1:アク禁になってんのか、リニューアル直後すぐは見られるけど次に行くと見られなくなるのってなぜだろう?