「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

りぼん9月号・その2

分割ふたつ目です。「チョコレートコスモス」と「君は坂道の途中で」の話です。


(略して)「チョココス」は、最悪の局面になりかけてたところから、かなり上手いひねり方で大どんでん返しが起きた、と言ったところ。
前々回の引きに登場した謎めいた女の子は、ヒロイン紗雪が恋する萩原先生*1の昔の彼女の妹で、その元カノが彼のかつての恩師でもあったひと、というのは、やられたな、と。
これで先生は過去を吹っ切って、紗雪に向き合うことができるようになりました、というわけです。向き合うことにした瞬間Sっぷりを発揮するあたりもけっこう意外で面白かった。告白しとくと話が早いなー。
カオが整いすぎて嘘っぽいけどこの先生(苦笑)って……、春田ななの場合、この(笑)というのが台詞に混じる点に慣れるのに、私は時間がかかりそうですが、前に入ってきてた情報から感じていた「私に合うかどうか」という不安はずいぶんなくなっていました。

「君は坂道の途中で」。やけに大人な話だよなー。21世紀だわー、としみじみ。最初入っていきにくかったけど。これも彼氏役が過去と向き合ってそれを清算してくる話。元カノがなかなか凶暴で(笑)。
これね、2ヶ月前に読んだ時の引きがあれって思ったんだよね。何かと不安を煽ったり、ちょっと悪そうな部分を感じるものもあるので、イヤだと思うひともいるのかな?

なんか、今の子供たちを、どう扱った方がいいのかよくわからないのが見えてきたデス今回は。
ある時期までのコドモって、セクシャル面ではコドモでも別の一面では落ち着きがあって、そういうアンバランスがあったけど、そのアンバランス具合が逆転して見える大人が多くて、戸惑ってるんじゃないのかな。
なんかそう思えました。

長文にお付き合いお疲れさまでした。

*1:前回までのあらすじで、彼のことがファーストネームで書かれてたのが納得行かないと言う意見も読んだのですが、「字数制限」という大人の事情だったんではないかと私は想像しました→この先8月11日追記:どなたか数えないかなあ?