「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

性同一性障害でなおかつ結婚しているという人の話は、実はテレビで見たことがあって。
2006年4月24日の日記から転載します。

夕ご飯食べながら見た夕方のニュース番組で、性同一性障害の人の話をやっていた。
自分を女性だと思ってるひとなんだけど、結婚しているという。
女性の名前2人が登場するので、レズビアンカップルかと思ってしまった。
だけど結婚しているので法律上女性にはなれないという。
その人は肉体的にも性転換していないので、余計になれないのだが(その割にはキレイだな、と思った。どうも化粧がうまいらしい)、自分だけの都合で離婚する気はないとのこと。
なんかビアンカップルみたいと思ってしまうんですけど。

この夫婦は農業をやっていたのかな?
また見たいな。
なんか綺麗に撮っていたのかも。
女性なら綺麗に撮って欲しいもんね。

さて、も一回この本のリンク貼ろう。

性同一性障害はオモシロイ―性別って変えられるんだョ

性同一性障害はオモシロイ―性別って変えられるんだョ

この本とサイトしか読んでないので他の本を読めば見えてくるものもあるのかもしれないけど、このひと男らしくない人じゃないと思うんですよね。
会社辞めるとき、奥さんと折半にしてた生活費に、1年半分前納したんだって。
みんながすることじゃないと思う。
これ読んで「かっこいい」とかそんな感じのことを思ったんだけどもっと適切な表現見つけた。
「骨がある」。
そんな気がする。
やって当たり前だと思ってるんだよね。
ううむ。
子供の頃の話とか読むとまた違うものが見えてくるのかもしれないけど。
奥さんとのなれそめも気になるし。
たまに見えるノンケ男性っぽさは、わざとかな。それとも執筆時点で残ってたものかな。
バレンタインの話で「それって俺がもらえるやつ?」と聞くのは、同じようなことをタクミくんシリーズでギイがしてるんだよね。で、友達に叱られる、と。これはまあ笑える。ギイはノンケじゃないけど(なおさら問題だね。いい友達だ)。

ただ、短編小説をひとつだけ読んで、不快に感じたものがあった。
学校で人気の男の子ふたりが実は付き合ってましたってオチはまだいい。ネタとしてありだろう。まあ真面目に言葉をつくしていたが。
ただ、主人公の女の子がをあこがれの先輩(女の子)を思ってうわーっなことをしたのと(これもまだいい。某ネット百合長編小説で読んだことあるから。しかも1回目で。相手先輩じゃなくて不良な同級生だったけど)、あと、その先輩に生理用ナプキンを貸してあげるシーン。
これがすごく駄目だった。
なぜか不快だった。
なんでだろ。
マリみてでその手の話題出てきたときは平然としてたのに。
タカハシマコの漫画でも平気だったのに。
なんでだろ。

佐倉氏に漫画読ませたりゲームやらせたりして感想聞いてみたいな。
「瞳・元気」。これ結構フェミ系なんだよね。シンデレラチックだけど主人公ふたり(男の子と女の子です)がトラウマの塊で。
あ、これをボーイズラブにしたってくらい一部キャラ設定が似ているのが結城惺「MIND SCREEN」。89年ごろ出たやつで、省吾にはまりたての高校生の頃省吾のアルバムとタイトルが同じなので見たらボーイズラブでどパニック起こしたことが(笑)。あ、「瞳。元気」よりこっちが先です。後にはまって文庫で全部そろえた。続きが読みたい。
あと拙著「BREAK THESE CHAIN」。
ゲームだと「乙女はお姉さまに恋してる」。
瑞穂ちゃんて一歩間違うとそういうキャラではないかと一瞬思ってしまった。


こういう方向に興味を持って、思いついたこと。
性別って、その日の気分で変えられるくらいフレキシブルでもいいものだってことになればいいのにね。などと過激なことを考えてしまった。というか佐倉さんてそんな人というイメージができたので、サイトを見て今に近いコラムを読んでみると完全に自分を女性と限定しているな、と思ってしまった。まあ、仕方ない。他の著書を読めば何か気づくだろう。でも氏の良さが失われるような気がするのはなぜだろう。なんか精神的に両性具有なんじゃないかと思ったので。
まあ女の子は、服装でそれに近いことができるけど。


「OL進化論」で、女性社員と男性社員が会話してて、「夏はワンピースがいいよね」「スースーしてね」「え、何で田中さん(男性社員の姓)知ってるの?」
オチは病院の検査着でした。
こういうことから知っていく。
ただ、ホントに暑いとスカートに汗が落ちて大変なこともあるが。


ほどほどの顔立ち。
華奢な体型。
男男してない雰囲気。
そんな男性に腐女子は化粧をしてみたくなるのでしょう。
「トランスをカミングアウトしたら」、『あなたに化粧してみたいと思ってた』と言う発言が帰ってくるとは。わお。


しかしこの夫婦、「子供もいないのに日曜の朝もはよから起きだして特撮見るなんて、オタク夫婦?」とつっこみたくなったりする。日付をチェックしたらお子さんが生まれる1年数ヶ月前のだった。かなりあとに加筆されてる。夫婦そろってかなりヨコシマな目的で見ていたらしい。
佐倉氏のサイトの用語解説には時々テレビネタ、ゲームネタがまぎれていたりするのだ。中途半端におたく入ってる? 世代的に漫画は好きそうだけどさ。奥さんいくつだ?
古くてわからないのがあるんですけど……(7歳しか違わないのになあ……って、7歳違うと違うか)。「あしゅら男爵」とか。
ときメモネタもあった(笑)。

ただ、この本を読んでてラストつらくなってきたのだが今日その原因がわかった。
「佐倉智美」で検索してるとすごくたくさん引っかかるので、適当に見ていく。
そのうち、彼女を批判するサイトにぶつかった。
「細かいこと言ってんじゃねえ」と言ってたけど、それだけたくさん心に引っかかることがあると言うことは、それだけたくさん社会に問題があると言うことじゃないの?
で、そのサイト、後半はほとんど読んでない。
精神的にきつくなったから。
それでわかった。
批判読みすぎてきつくなったんだ。
何の批判でも、たくさん読むのはつらい。
上で、駄目だったものも書いてるけど。

ちなみに、佐倉氏を紹介してるサイトで「この人をトランスジェンダーの典型例だと思ってはいけない」と書いてあったがこれには思いっきり賛成だ。「自分の生まれついての性別に疑問を持って生きてきた」という以外は、なにかお仲間さんたちとも違うこの人だけの人生だという気がする(そんなことを言ったら誰の人生もそうだけど、特にこの人の半生が参考になる人は少ないのではないか、と思うのだ)。
この人は、ねじれて、もう一回ねじれたら、ぱっと見はフツーに埋没しちゃうというところがあったと思う(敵の敵は味方、みたいな感じね。)。
オタクの中で浮いてたあたしは結構普通の人に近い発想をすると仲間には思われていたけど、なんだかだんだんmただの変な人という感じになっている。
この日記を読んで、あたしが「仲間」だと思えた人は23日以降メールください。待ってます。

ネットの知り合いで、百合作品紹介サイトをやってる方がいるけど、「批判はしない」ってスタンスを貫いてらっしゃる。逆に批判されるのが怖いと言うのも歩けど、こういう気持ちがあるからかもな、と思った。
つまらない作品は書きもしないらしい。
あたしも見習おう。

瞳・元気KINGDOM 第1巻 (花とゆめCOMICS)

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超・お素敵ダーリン 第1巻 (花とゆめCOMICS)

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新刊出たらしいのでこっちも(こっち好きだから買わなきゃ!)。
この漫画みたいに「女の子が年上」というお話は好き。
両親からしてそうだし(13ヶ月だけね)、親戚にチョコチョコいるからなじみがあるし。なんかいいんだよね。