浜田省吾アルバム紹介11日目。
今日は「FATHER'S SON」。
離婚する歌が入って、学園物がなくなった、という意味で、大人になり始めたアルバム。
なんか、省吾との20歳近い年齢差をあらためて感じるな。
アタマ3曲で、サウンドは着替えながら、このアルバムのテーマである、省吾の歴史と彼が当時抱えていた思想が語られる。今思うと被害者意識に陥りすぎじゃないかな。3曲目が今度のベスト盤に入るのは歓迎されてる。
「WHAT’S THE MATTER BABY」サックスの古村さんが担当したせいかパワフル。詞はバブル時代の会社員の話。カリカチュアされてる気はする。
「A LONG GOOD−BYE」2曲おいて「NEW YEAR’S EVE」は夫婦が離婚する歌。この頃から、最近に至る短編小説のような歌を書くようになっていたのかも。
6曲目、タイトルと内容と、前の年に写真週刊誌にとられたのをかけてると言う説があるけど、O型(省吾の血液型)ってそんなに執念深いかな。
「BRETHLESS LOVE」一番好きな曲。古村さんがフルートを吹き始めて何でも屋化の道をたどり始めた曲じゃないかな。詞は……「出会い系」と解釈してた人がいたけど、そうゆう歌ならユニコーンの「命果てるまで」だろ。っと、省吾の話。これもすごくフィクションなんだけど街角で今日も演じられてる男と女の姿かもしれない。これをシングルにしてある意味では正解だと思うし、テーマに引き込む気なら不正解だった。あたしは好きなので、ビデオクリップ集の2曲目がこれで嬉しい。
ラスト2曲はまた、テーマに沿った曲かな。10曲目はほとんど歌詞がなくてきれいな曲ですよ。
- アーティスト: 浜田省吾
- 出版社/メーカー: ソニーレコード
- 発売日: 1999/09/29
- メディア: CD
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