村山由佳の「星々の舟」を読んでいたらあっという間に「徹子の部屋」の時間になってしまい、一度中断したんだけど。
戦争に行った実体験と言うのは、聞いたことがなかったので(うちは確か身内で戦争に行った人が誰もいなかった。母が戦争中の出来事を話してくれるけど、彼女の生まれた頃の話なので又聞きだし)、その惨さにびっくりした。
一番気になっていた次男がラストで出てきたときはほっとした。
昔の日本の女は、自立してたかどうかはともかくすごく大人だったのかもしれない。でもそういう意味での大人にはあまりなりたくないかも。男のやなとこを可愛いとことすりかえて許したくない。
孫の聡美の話が一番悲惨だったけど(長女もひどかったな。男のやなとこを吸い寄せちゃう子供っているのかな、最近のひどい事件を思うとそんな気がするけど、性的虐待って昔からあるんだよね)。
星々の舟 Voyage Through Stars (文春文庫)
- 作者: 村山由佳
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/01/10
- メディア: 文庫
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