「投資アドバイザー有利子」読み終わりました。
今日電車の中で読んだ部分が暗かったので、仕事の士気に影響しそうでやだなあ、と母親みたいなことを考えてしまった。
ハッピーでよかったけど。
ということは。
次順当に行けば「マラケシュ心中」だけど。
これも暗そうなんだよな。
ああ、どうしよう。
「マリア――ブランデンブルクの真珠」出ましたね。
講談社F文庫から。
少女小説の名作として認知されたわけです。
これを機会にいろんなひとに読んで欲しい。
感想は書いてないのでここで行ってみるか。
17世紀っていうのはエアポケットなんです、実は。
16世紀ってエリザベス1世やメアリ・ステュアート、カトリーヌ・ド・メディシスがいて。
18世紀ってポンパドゥール夫人やマリア・テレジア、マリー・アントワネット、エカテリーナ2世がいて。
そういう錚々たる人たちがいるから多少読んでたけど(けっこう難しい本も「読んだ」記憶だけはあるけど、内容は覚えていない)、この時代は知らなかった。しかも戦国(?)ドイツ。
だから真っ白な状態で読みました。
そしたらあの展開。
最初は殺伐としてるけど、だんだんほのぼのカップルになっていく。
そこが好き。
またそこから運命暗転するんだけど。
テーマは……伏せとくか。
なんか一気に読んだ気がします。
だから細かいとこは覚えてない。
えぐいとこもある。
でもそこを読んだから、編集者がそこから逃げなかったから、名作になったんだと思います。
そのえぐさは「小学生以下お断り」っぽい。
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