オール読物で酒井順子と角田光代が対談していたが、えっと思うことは多かった。男性に対するとらえ方が「それはないだろう」という感じ。女子高出身者にとって男ってそこまで遠いんでしょうか?
私は共学出身ですが恋愛方面で共学の恩恵にあずかったことは一切ありません。「男子」って私からかなり遠かったです。でも、この対談で二人が言ってるようなとらえ方はしなかったなあ。ただ、最近になって、「違うな」と思えてびっくりすることは出てきているけれども。
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以前、社会学(プラスそのようなもの)の本を読む際には、筆者が属する世界の自己弁護のようなものかどうかを見極める必要があるような気がしていたことは書いたと思う。
かといって、非当事者が書くと的外れになったり揶揄するようなものになっていたりする気もするし。
漫画だからここで同列に並べるのは本当はおかしいのかもしれないが、講談社の「オッパイをとったカレシ」は、いい立ち位置の描き手が描いたものだったのかもしれないと思った。
「今日の早川さん」での、いつぞやの岩波さんじゃないけれど、「(いつも通り)良い本を読むだけ」なんだろうな結局。