「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

電車の中でふとこんなことを思ってしまった。
椎名あゆみって少年漫画誌で描かせたら面白いんじゃない? と。

昔、小花美穂の短編を読んで「青年誌向きじゃない?」とか、吉住渉の「君しかいらない」を読んで「ヤンジャンに移ってもいいから長く読みたかった」と思うなどしていたのですが。
特に後者はかなり好きでした。最初からかなり「青年誌向きなネタだな」とは思っていましたが、これは、主人公が男の子であることが大きいでしょう。しかも高校2年生。
「高校2,3年生」って、男女を問わずどこの雑誌で主人公やっても許される時期なんですよね。って、少年漫画はさほど言われないか?

最初の話に戻ると。
彼女は恋愛をメインにしてない話を描いても一定の評価を受けたし、脇の登場人物に熱血系の男性キャラがけっこういるし。
少女漫画家って、少女漫画だけ読んできた人って少ないと思う。それぞれの読書体験の中のなん%かに少年漫画が入ってる人は多いと思う。パーセンテージは人それぞれで、どんな漫画をどんな風に読んできたかが「お話をつくる人」の頭の栄養としてその人の作風を形作っていると思うのだ。
また話がズレたが、少年漫画という土壌で、男の子と女の子が、それぞれの良さを認め合って恋愛だけに限らない絆を育む。そんな話を描いてみて欲しいなあ。「あなたとスキャンダル」を描いた椎名氏なら絶対できる! そんな気がする。
「あなスキャ」を褒め過ぎ? いいのほっといて。この漫画、特にタケちゃん好きならきっとひとに負けないからあたし。あたしがひとに負けないものってこれくらいかもしれないし。