「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

花咲ける青少年」について10何年目にして気がついたこと。

あれ、主人公ふたりは「幼なじみ」だよね。年が5歳離れてるし、たまにしか会わなかったし、極めつけはバックグラウンドが超ド派手!!! だから誰も指摘しないけどさ。ま、そーゆーことよ。少女漫画は毎日顔を合わせてる幼なじみとくっつく例はあまり多くないような。「空白の時間」があると「運命の再会」になってうまくいくのですがね(「パズルゲーム・はいすくーる」「月の夜 星の朝」「お星さまにお願い!」も。あ、パズルゲームも1話か2話百合ネタあるよ。百合だけが好きなひとには大地の存在は邪魔だけど、あたしみたいなひとっつーか、藤崎真緒好きなひとには絶対楽しいから。というか、藤崎真緒の前の花ゆめの男女間えっちの担当って野間美由紀だったんじゃないかとあたしは思っている→証言できる方コメントお願いしますお礼は何かしたいです)。毎日顔を合わせてる幼なじみは大概、後で出会った「運命の相手」に負けるのさ恋愛は。「はいからさんが通る」とかさ。

そう言やあさ、「花咲ける」にも、ちょっと百合ネタがあるんだよ。主人公花鹿と横浜の中学で同級生になる山手由依ちゃんてさ、後の巻で「花鹿が初恋」と言ってんだよね。「花鹿ならオスカルさまをやれてよっ」と心でつぶやく。ギャグですが。花鹿ちゃん鈍感娘だし。お嬢さまですっとんきょーで、でもポイントポイントで優しくて、その優しさを出会ったイイ男達に振りまくから、男たちはみんな彼女のとりこに。でも美女タイプの脇キャラがみんな女の業というか愚かさというか悲しさを持っていたのはちょっと寂しかったな。そのせいで出てくる男達みんな女に関して何かトラウマあるんだもん(って語弊あったすまぬ)。おまけにみんな巨大財閥や一人は王族を背負っててさ、自分がそんな場所で後継者としてやってけるのか逡巡して→これは立人(リーレン。めっちゃ人気あったんだよ。わしも10代だったら間違いなくノックアウトされてたね。「報われない片想いしてる男」属性あったから)とカールが背負ってて、ある意味カールなんかずいぶんかわいそうだったんじゃないか? と今は思う。男とは思えないけどね。
このカールの父親なんかを見てても思うけど、権力と富を手にした男って、女のことなんかアクセサリーになっちゃうんだよね。バカにしてる対象にカラダが反応するなんてなんてグロテスク。ああいやだ。

漫画で今日思ったこと。
フェミニズム考えそうなキャラって、「なな色マジック」なら絶対友理より菜々子だ。
フェミニストてブスが多い」て言うヤツいるけど、ある意味当たり前だよ。「可愛い子」は男社会に存在を許されてちやほやされてるから、現状に不満なんか持ちようがないんだもん。現状に不満のある人間が思うところを持ったりして考えていく。

で、オトナや男たちにちやほやされてる姉・友理を見て、頑張るけど報われない菜々子。「なかよし」だから姉妹仲はそんな悪くなかったけど、場合によっちゃもっとどろどろしたものが描かれてたのとちゃうか? と今だから思う。

「可愛い子」って、カラダっつーか身長は普通サイズの子ね。
スタイルは細身でかっこいいけど顔イマイチか、顔は可愛くても体でかいってことは、あるような気がする。背が高い子は、顔が可愛くても若いうちはモテないからね。佐藤江梨子がよく言ってるじゃん(まあ、彼女と噂になった歌舞伎役者は元カノが米倉涼子で、ある意味では褒めたいんだけどさ。こういう伝統の世界ってのも女の人権あるかどうかすこぶる怪しいしねえ)。サトエリって身長サバ読んでる気がするのですけど、どうでしょう(ホントの数字だったらすみません)。

あら書きたい放題書いちゃったよ今日も。
忘れたことはないかな?