くわしい感想はここか。後から見えてくるタイプだからなわしって。
上で「夢は多分女優」というのは、作中人物も読者も引っかかってたミスリードだったんだね、多分。意外と単純でなかったデスこのあたり。
で、志摩子のお兄さんの話ですが、彼女の真実が明らかにされてしまうとこちらもまた複雑。ここで登場したお兄さんが実は次男で志摩子本人は「長男の娘」だったから話がややこしくなってんだよね。さらにややこしさを増すのが志摩子がカトリックに帰依してること。
シリーズを展開させる上で本筋ではないんだろうけど、志摩子たちに幸せになって欲しかったら今後少しなにかの形で書かれるかな?
マリみてレギュラーキャラの将来を考えた時に、聖と志摩子は一生独身だと思ってたんですけどね私。で、蓉子は弁護士か検事になって35歳前後でひとまわりくらい年下をゲットする(本当にそういう人生を昭和50年前後? に先取りした人がいるのを私は知っている)、とかね。祥子は……ちょっと変わってる男性でないと駄目かもな(いわゆる男らしさから見たらね)、とか。
みんなどんな風になっていくんだろうね……蓉子なんか「パラソルをさして」時点で早々とお化粧覚えてましたけど(って、わしらとリリアン生徒の感覚が近くてもそうじゃないことだってあるし)。