「全ての過去は自分を組み立てた部品だ」 - 「ざれごと寝言大事なこと」日記#2を書きながら思い出したのだけど、昔「星の瞳のシルエット」を読んでて、やたらと香澄が久住くんへの想いを「忘れるんだ」と言い聞かせてたのには、連載当時香澄と同じ年齢だったんだけど、違和感を持っていた。
『忘れる』のは違う、と思ってた。
『思い出』もしくは『過去』にする。
あたしはそう思う。
〜〜やっと見つけた!
某所でやっと見つけました。2008年4月21日のもの。
基本的に。
「既に存在するものを消してしまうこと・なかったことにすることは出来ない」
そう思うんです。「経験」というヤツもそのうちに入ると思うんです。
だから本当は自分の過去を否定したり隠したりしたくない。
それでもひとに話したくない領域の話はある。
だからそれを笑って話せるようになりたい。
という考えって、あってもいいよね?
なんらかの努力は、必要だけど。
中学生の頃からこれと似た考え方をしていたらしい。
昨日出た佐倉さんの本からも引用しておく(昨年やらなかったようなので)。
過去を切り捨てることなどできない。その代わり、大切な思い出とも、いつもいっしょでいられる。あらゆることは「あのころ」を生きた自分の上に積み重なっている。過去を大切にし、現在を一生懸命生きれば、必ず未来がひらける。そんな気がした。
この本久しぶりに開いたんだけど、大切なことが見つかった気がします。
何もないところから何かを生み出すよりも、「ケミストリー型」だからなんだろうな、こういう考え方。
この漫画、今なら絶対おケイのが女子読者に受けそうですが、あたしが好きだったのが沙樹や司だったのは間違いない。メイン三角関係をつくっている3人は……今は言及しないでおくか。
なんか、漫画に対する意見と自分の人生観と2階立てになっているエントリになってしまいましたがこれ。
思い出深い恋愛を過去に出来ないひとというのはいる(漫画で有名なトコだと「めぞん一刻」ですね)。
あたしもどこまで出来ているのかわからない。
でも人生が長くなってきたら、大事なことなんじゃないかと思える。
今日と明日で、別人になれっこないんだから。