惣領冬実氏のサイトを見ていて思ったのは、代表作ふたつについては「バスケはいいから」「音楽はいいから」「恋愛を描け」と言われたということ。
なんか嫌なものを感じた。
「作家に好きなものを描かせてやれよ」って意味じゃないよ。
読者を馬鹿にしてる気がするのが嫌。
「女の子はこんなんで喜ぶんだろう」的な。
恋愛漫画を減らしたら、少年漫画を読んでる子も読むようになるよ。
「恋愛よりやることがある話だから」、「ペンギン★ブラザーズ」を読んでた読者がいたはずだから（チラッと読んで「無敵のビーナス」みたいと思ったっけ）。
女の子には硬派もいるから。
この「恋愛至上主義」が、女性の「幸せ観」をどこかで狂わせてやしないだろうか（ただ、ノンケでもまったく結婚願望が、子どもの時からない人だって中にはいる）。
