「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

さあ、毎日恒例(うちにCDがあるヤツ全部終わったらどうしよう)浜田省吾アルバム紹介7日目です。
今日は「J・BOY」の2枚目。

最初の3曲は、省吾の学生時代というか若い頃の曲(3曲目が「路地裏の少年」だし)。
重いテーマを扱っているけど、さわやかです。
ちなみに、このブログに再三登場した小池真理子の「恋」、この3曲を正しく理解しないと理解できないね。
「路地裏」は、良くも悪くも86年! の音。当時中学生だったあたしたちにも受け入れやすくなってるような気はする。
「八月の歌」はかなり個人的な歌かも。後の「FATHER’S SON」同様、こんな個人的なことを何も歌わなくても、と批判的になってしまいますがあの声ですべて許せます。ファンってそういうものよ。
「こんな夜はI MISS YOU」ではメンバーとアカペラまでしてくれちゃいます。これは「ON YHE ROAD『FILMS』」に入ってる映像付きで聴くとなお良し! 当時の人間関係のよさが伝わってきます。どこかの資料によると前作「DOWN BY THE MAINSTREET」のときはひどく人間関係悪かったらしい。あまりの人間関係の悪さにイライラした省吾、六本木で酔っ払いとケンカして右手を脱臼して、ツアーでギターをひくふりしてたなんてとんでもない話を今手に入れたとこ。ミュージシャンにあるまじき話だな。今みたいにマスコミがうるさかったら大問題になってたよ。
「SWEET LITTLE DARLIN」は昨日もけっこう書いたんだけど。失恋した時妙に聴いた歌でもある。すごく父性愛を感じるんだよね。で、その父性愛を彼氏がほかの女の子に持って行ったような気がして。あたしはこんな気持ちは男性からもらったことがあったかな? と真剣に思った。年上の男性運はないのかもしれない。従兄や伯父(叔父)とも特に仲良くなかったし、兄貴はいないし、恋愛でも年上の男性とは良いことがあった験しがない。でもってどうも父親のことを覚えてない。昨日も夢に見たんだけどなー(内容は、柏で隣に住んでた家の奥さんに新しい彼しか夫が出来て、それが5年前好きだった人に妙に似ていたこと。で、うちの母は離婚を考えてるというもの。どうゆう夢なんだ?)。いつも通ってる先生、大事にしよう。ファザコンなのかもしれない。あたし。それで省吾のファンになったんだ。省吾をお父さんの代わりにして生きてきた。
ここでやっとタイトルナンバーの登場ですが、メッセージ・ソングだよね。すごく。憂国の感じ。ジャクソン・ブラウンでいえば「FOR AMERICA」をソフトにした感じ、というと変か。でもこの感じがこの曲を名曲にしたんだと思う。ソフトすぎてもハードすぎても駄目だった。
最後のインストナンバー、最近のCDじゃエクストラになってるのね。〆に、いい具合です。

すごく良くできたアルバムだと思う。だから2枚組なのによく売れたのもわかる。今でもこのアルバム日記に書いてる人多くいるもんね(笑える使いかたしてるところもあったけど)。


J.BOY

J.BOY

ON THE ROAD “FILMS” [DVD]

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