さ、予告通り、この本のお話を始めましょ。
はてな記法がいろいろ変っているから面倒だわ。下のリンクもブログタイトルでリンクにしたかったのに。
もとは、http://ameblo.jp/oyakogurashi/ において描かれているWeb４コマ育児漫画です。最近ではいろんなところで読めます。
http://mammami-a.club/?cat=322 とかね。
作者のゆずぽんさんは、育児というより家族漫画だととらえていらっしゃるのかな？
男女交互に男の子から４人きょうだい。６人家族の、末っ娘が、お母さん＝ゆずぽんさんのお腹に来たと判明した2011年夏から*1、末っ娘ちいちゃん誕生、第３子しょうちゃんの幼稚園入園、長男リュウくんの小学校卒業、２０１３年春の沖縄再転居までの１年何か月の様々なエピソードを描いたものです。
ちなみに。
長男リュウくん 2000年7月生まれ（なんと先日15歳になられたとか！ カッコよくなりました） イメージカラーブルー
長女ひなちゃん 2002年5月生まれ（今年中学生になりました！）*2イメージカラーは本ではパープルで統一されています。
次男しょうちゃん 2008年11月生まれ（今年小学生になりました！ 行動がかわいくて家庭と読者のアイドルです）イメージカラーうぐいす色
次女ちいちゃん 2012年1月生まれ（今年幼稚園に入園しました。小さいのに気の利くお嬢さんのようです）イメージカラーピンク
なので、今の年齢からみるとあれっと思われるかもしれませんが、時期がいつかを頭に入れて読むとよいかと思われます。
なんといっても絵がかわいらしい！
なんでもゆずぽんさんは、かつて少女漫画を描いて投稿してらして*3、アシスタントもされていたそうで、漫画を描くのに慣れていらっしゃる。だからか、非常に高いレベルの絵だと思います。
ブログにはあまり描かれていない、ちいちゃん出産エピソードもあります。なかなか大変なことがあったようです。
最初は、妊娠がまだ夫婦だけの話だったころ、上のお子さんたちが「もうひとり赤ちゃん欲しいな」「今度は女の子がいい」と言いはじめる偶然を描いたもの。これは裏表紙にも描かれております。
つわりあるある、３歳児の妊娠に対する考察から、新生児あるある、幼児あるある。母の日の出来事。など、よくありそうだけど、まえださんちの出来事が綴られていきます。
ブログでは写真や１コマ漫画、２コマ漫画だったのが４コマに再構成されています。コマ数の多い漫画は８コマに直してあったり、２コマ漫画２つを合わせたな、とか、オチを加えたり（これはたとえば授業参観のエピソードかな？ 新解釈で描かれています）、と。サイズや解像度の問題があったそうで、全部描きなおされたそうです。いまさらですが、大変お疲れ様でした。ブログにないエピソードもあります。
ところで、ところどころに挟まれてる、小さい頃のひなちゃんが、大変かわいらしいです！
巻末121Pの、3歳の頃のひなちゃんと123Pのほぼ現在に近いちいちゃんが、同じ髪型をしているので、ちいちゃんの髪がストレートだとよくわかりました（ひなちゃんはくせっ毛だそうです。だから基本ロングだそうです）。だって、乳児期のあれ見たらくせっ毛になると思っちゃいますよ。
この巻末エピソードは、育児期間が実はけっこうあっという間だということを表しているのかもしれません。お兄ちゃんお姉ちゃんはもう大きいですからね。
ブログではけっこう、旦那さんの出番も多いというのですが、本ではやや少なめかも、あまり本で描かれませんでしたが、旦那さんの驚異的な手先の器用さを感じられるエピソードをがひとつあるともっと良かったかもしれません。これはまえださん家の独特のものだと思われます。ごはんつくってくれるお父さん、子供の頃に欲しかった！（およそもそうかもしれませんがうちの父親不器用でね。おかげで私は中３くらいから料理をはじめましたが、あまりうまくなってない。料理嫌いなのかも汗）
リュウくんが生まれた頃はいろいろあったそうですが、今ではすっかり、いいお父さんみたいです。
お父さんだけでなく、リュウくんひなちゃんも、よくおちびさんたちの面倒を見てるのよ。ひなちゃんはお料理にも挑戦してます。アイスつくったりとか！（で、しょうちゃんに「ひなひな先生」と呼ばれるの♪）
本に載ってるエピソードで好きなのは、しょうちゃんが幼稚園に行くのに、玄関と反対の洗面所へ行ってしまうエピソードとか、ちいちゃんのとんでもなく体が柔らかいエピソードとか、言い間違いしてるしょうちゃんにお姉ちゃんぶってるひなちゃんに、ゆずぽんさんが彼女の昔の言い間違いを懐かしんで見せたり、でしょうか。最後のはブログでは、「ちいちゃんがどんな言い間違いをするのかが気になります」とかコメントした記憶がありますね。
とにかく、ほんわかした中に、がっつりお母さんお父さんしてるところがうかがえて、こどもたちもみんなとてもいい子で、理想の家族です。男女２人ずつという人員構成のせいもあるかもしれませんが、本当に素敵な家族です。みんなこのまま成長して欲しいなあ。
まとまりませんが、終わります。
次は、「旅するソングライター」か、育児の前の「妊活」マンガ「ゆりにん」を扱おうと思います。後者は、人類みな絶対読むべき、渋谷区のパートナーシップ条例の言いたいこと（これ自体にはいろいろ問題もあるのですが）はここなんだ、というエピソードが出てきますので。
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