「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

かぐや姫の物語

素朴そうな絵柄は、雰囲気に合ってて良かった。
最初の15分寝てたので、姫がすごいスピードで大きくなるとことか、おばあさんがおっぱい出るようになるとことかは身損ねた。

おじいさんが率先する、教養を身につけて公達の噂になって彼らの興味を引き、彼らから求婚される。これは、食いっぱぐれないって形で、当時の女の幸せのかたちだけど、期待されるかぐや姫は、重荷に感じてた。おばあさんは、姫の気持ちをわかってて、野山を駆け回らせたりしたし
女童とお花見に行った時に、野山を駆け回って、ひとまず好きにした後、市女笠をかぶってしずしずと歩くというような、ひとが変わったような場面が少なくとも2度あったけど、あれなんだったんだろ。

5人の公達も御門も、彼女に恋してたワケじゃないよね。

捨て丸兄ちゃんとだったらうまくやってけたかもなんて、言わないで欲しかった。男を拒み通して欲しかった気がする。

おじいさんは最後まで、エゴを押し通す毒親? のままだったな。

食べさせてもらわなければいけない立場、という社会通念は千年前から今も変わっていないのではないか、というのがわかる作品だったかも。
源氏物語平家物語の副読本を今読んでるから、いいタイミングで見た作品でした。