「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

西山香葉子という同人者の本性がわかる? ぺーじです。

クシエルの矢

3ヶ月近くかけて読んでた3分冊がやっと終わりました。

舞台はフランスにあたるテールダンジュという国。天使王国、天使国と書きます。この国で信じられている宗教が登場人物の大半の思考を、というか特に主人公・フェードルの思考を形づくっていますので注意が必要です。
あと、登場人物がめちゃくちゃ多い! 亡くなってて名前だけ出てくるなんてひともいる。そして話が進むごとにひとが死んでいくし。

フェードルは、割と好きだけど、度胸がいいのはいいけど時に失敗するんだよね。最後の戦いで敵の中をつっきろうとしたのは特にそう。

ジョスランは、こういうタイプの馬鹿は好かない馬鹿だな。

デローネイとアルクィンの関係についてはもっと知りたい。

ちなみに、この小説だけの用語が多くて、用語辞典を欲しました。十三花館とかキャシリーヌ修道会とか。地名の解説はあるんだけどねぇ。

続きが気になるといえば気になるけど、家の積ん読を減らしてから借りるか買うかな。読みづらいメで、口動かして読んでました。


クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT)

クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT)