3ヶ月近くかけて読んでた3分冊がやっと終わりました。
舞台はフランスにあたるテールダンジュという国。天使王国、天使国と書きます。この国で信じられている宗教が登場人物の大半の思考を、というか特に主人公・フェードルの思考を形づくっていますので注意が必要です。
あと、登場人物がめちゃくちゃ多い! 亡くなってて名前だけ出てくるなんてひともいる。そして話が進むごとにひとが死んでいくし。
フェードルは、割と好きだけど、度胸がいいのはいいけど時に失敗するんだよね。最後の戦いで敵の中をつっきろうとしたのは特にそう。
ジョスランは、こういうタイプの馬鹿は好かない馬鹿だな。
デローネイとアルクィンの関係についてはもっと知りたい。
ちなみに、この小説だけの用語が多くて、用語辞典を欲しました。十三花館とかキャシリーヌ修道会とか。地名の解説はあるんだけどねぇ。
続きが気になるといえば気になるけど、家の積ん読を減らしてから借りるか買うかな。読みづらいメで、口動かして読んでました。

- 作者: ジャクリーンケアリー,Jacqueline Carey,和爾桃子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: 文庫
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